葉祥明の言葉の紹介:カレンダー<2020年>_5-6月号より

  • 2020.05.08 Friday
  • 21:00

 

今日は今だからこそ、皆さんにお伝えしたい葉祥明の言葉です。

それは、今月の<2020年・言葉カレンダー>に掲載されている言葉です。鉛筆

 

絵本『宇宙からの声』でも、まるで預言のような絵本としてご紹介しましたが、奇しくも、カレンダーでも同じような言葉が並んでいました。モゴモゴ

 

当館は<臨時休館>を“当面の間”としていますが、具体的には5月31日まで延長することにしました。約2ヶ月の休館は他の業種の方、コロナで生活が変わった方々と同じように、大変厳しいものです。たらーっ

 

しかし、この言葉を噛みしめ、焦ることなく、慌てることなく、心穏やかに皆さまをお迎えする日を心待ちにしたいと思います。ニコニコ

 

200508-1.jpg

機は熟するもの

人はその刻(とき)を

心静かに待てば良い!

 

春の次は夏

夏の次は秋

 

そして 冬のあとには

必ずまた春が巡り来る

 

思い悩むことも

心配することも

ありません

                       絵と文:葉 祥明

葉祥明の言葉:『幸せは日々の中に』より_どんなに苦しくても

  • 2020.04.19 Sunday
  • 18:00

 

葉祥明は絵本作家、画家という肩書きの他、詩人という顔も持っています。ニコニコ

 

20代、30代の頃に詩を書いていたので今もその表記を使っているのですが、1997年に発表した詩画集『心に響く声』(愛育社刊)以降、純文学というよりも、より人生を俯瞰する言葉に変容し、読む人の心を癒し、勇気づけています。よつばのクローバー

 

今日はそんな“言葉”の中から2016年に出版された、『幸せは日々の中に』(日本標準刊)より、一編ご紹介致します。読書

 

それでは、早速どうぞ!見る

 

幸せは日々の中に-06_名前アリ.jpg

up当館原画展のために描き下ろしてもらった作品。一行目は本文と違います。たらーっup

 

UNADJUSTEDNONRAW_thumb_10994.jpg

 

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葉祥明ヒストリー:『永田萠 対談集 絵本、好きですか?』1994年

  • 2007.02.28 Wednesday
  • 23:00
葉祥明に関連する過去の作品、仕事をご紹介するコーナー、
葉祥明ヒストリーシリーズ。読書

本日は、1994年・大和書房発行
『永田萠 対談集 絵本、好きですか?』をご紹介します。



こちらの本は、絵本作家・イラストレーター・エッセイストとしての
活躍で知られる永田萠さんと、5人の絵本作家による対談集です。

杉田豊さん、杉浦範茂さん、五味太郎さん、黒井健さん、といずれも著名な作家に
並び、葉祥明もまた、絵本への想い、絵本作りの姿勢などを真摯に語っています。





葉祥明*永田萠
絵本で表現したいこと


葉祥明デビュー前後のエピソード、そしてサンリオ「詩とメルヘン」スタート以降、
ブーム渦中の超多忙時代の話、その後「自分らしい生き方」を求めて仕事をセーブしながら、
ゆっくりと歩み出したときのこと…。

あらためて語る、葉祥明の絵の世界観、絵本の作り方、
これから世界に向けて発信していきたいメッセージなど、わずか30数ページの中に
葉祥明のエッセンスがぎゅっと凝縮されているような感動を憶えました。

この世で大切なことは、
老人、子ども、女性、苦しんでいる人達、人間以外の生き物、植物…
そういう弱い立場にあるものを守ってあげること。

アンデルセンが亡くなる時に、
「私の一生は童話のような人生だった」と言ってるんですが、
僕もそういうようなことを言っていいかしら。
「僕の人生は絵本のようだった」(笑)

古くからのファンの方たちはもちろんのこと、
これから葉祥明の世界に触れていただく皆さんにも、ぜひご一読をお願いしたいです…。

とはいえ、大変残念なことに現在は絶版になっているとのこと。ムニョムニョ
(古本屋、図書館などで見つけられるかもしれません…。)

幼なじみのお兄さんのような、葉祥明さんには、
対談のしめくくりにふさわしい、哲学的なお話をしていただき、
あらためて、絵本の仕事をする者の責任を感じました。
(永田萠さんによる《あとがき》より)

葉祥明ヒストリー:『オレンヂ色のコマ〈新装版〉』1989年

  • 2007.02.16 Friday
  • 23:30
いまとなっては懐かしい…葉祥明の過去の作品、仕事を
ご紹介するコーナー、葉祥明ヒストリーシリーズ。地球

本日は、1989年サンリオ発行の『オレンヂ色のコマ〈新装版〉』
(絵:葉祥明、詩:サトウハチローさん)をご紹介します。



この本は、詩人であり、童謡作詞家、作家であった故・サトウハチローさんの遺稿から
歌手・作詞作曲家の小椋佳さんが編纂。
その詩の世界観を、葉祥明が丁寧に描き出しました。

詩集によせて 葉祥明

サトウハチロー氏の生まれ育った時代・風俗は、孫ほども年の隔った私にとって
まさに遠い日のことで、絵を描くにあたって、そのギャップをどうするか
ということで、ずいぶん頭を悩ませました。

しかし、いつまでも変わらぬみずみずしい心を保ちつづけた人であるということ、
氏も小椋氏も、そして私もかつて一度は少年だったということ、
この点にしがみつくことで私はやっと、人と時代のちがいをつきぬけて、
感性を同じくすることができたように思います。

私は氏の優しい言葉に導かれ、初夏の数日の間、時間と空間を超えて旅立ち、
野山を駆けめぐり、星夜をながめ、夕闇せまる路地をさまよい、
おふくろさんの後ろ姿を柱のかげからそっと見つめ、
ものうげな雨音に耳をすませ、そして気がついたとき、
この本ができあがっていたのでした。





「オレンヂ色のコマ」

木のコマをつくり エンピツで色をつけた
色エンピツは 赤と黄色と青
青がきらいだったから いつも赤と黄色を使った
コマをまわすと ボクのコマは オレンヂ色にまわった
夕日に照らされて オレンヂ色のコマは まわりながら
その日にさよならをした さよならをした

珍しく奥付にも絵がかいてあります。鉛筆




見る 今回、調べてみたところ、1977年に発行された初版『オレンヂ色のコマ』は、
 下のような表紙だったそうです。



メルヘン時代の作品もまた、故郷のようなあたたかさがありますよね ポッ

葉祥明ヒストリー:『えいごでうたおう ふしぎのくにのマザーグース』1992年

  • 2007.02.13 Tuesday
  • 23:00
いまとなっては懐かしい…、葉祥明の過去の作品、仕事を
ご紹介するコーナー、葉祥明ヒストリーシリーズ。ひらめき

本日は、1992年にサンリオから発売されたCDセット、
『えいごでうたおう ふしぎのくにのマザーグース』をご紹介します。


(左)Jack And Jill 編 /(右)Hey, Diddle Diddle 編       それぞれのCDです

〜パッケージ裏の紹介文より〜

マザーグースのうたは世界中で親しまれている子どもたちの遊び歌や童謡です。
これらは情操教育の最も大切な素材のひとつとして、時代や国境を越えて
歌われてきました。

このCDではマザーグースの摩訶不思議で愉快な世界、
その根底に流れる英国の伝統をネイティブスピーカーが生き生きと
歌いあげています。

(中略)

歌詞集は谷川俊太郎の名訳と葉祥明が描くイラストがあいまって
マザーグース絵本としてもご満足いただける豪華なものに
仕上がっております。

(後略)


豪華な歌詞集です(絵:葉祥明)


いまとなっては珍しいタッチで描かれていますね ラッキー


こちらのCDセットも、残念ながら現在では入手がかなり難しくなっています。
もしも…お近くの図書館など、昔の出版物の置いてある場所で見かけることが
ありましたら、そのときはぜひご感想等をお聞かせくださいね !

葉祥明ヒストリー:『ヘッセ詩集 手紙 -Der Brief-』1983年

  • 2007.01.19 Friday
  • 18:13
いまとなっては懐かしい…、葉祥明の過去の作品、仕事を
ご紹介するコーナー、葉祥明ヒストリーシリーズ。

本日は、1983年出版の『ヘッセ詩集 手紙』へ
スポットライトをあててみましょう…。ひらめき



読書ヘッセ詩集 手紙 -Der Brief-』1983年
絵:葉祥明 訳:飯吉光夫
発行:株式会社サンリオ

◇ギフトブックシリーズ◇と題された、文庫本サイズのかわいい詩集でした。
(綴じ方はきちんとしたハードカバーで、高級感があります グッド



シリーズには『リルケ詩集』『立原道造詩集』(ともに葉祥明が絵を担当)、
そして葉祥明自身のミニ詩画集『遠い日の夢』がありました。

以前のブログにて、このシリーズをお持ちのファンの方が
コメントを書き込みをしてくださっていましたね ラッキー
どうもありがとうございます。




いまこうして改めて見ても、とても美術的価値のある作品ですね。 さくらんぼ
ただただ、美しいです…。

この本の詩の作者、ヘルマン・ヘッセについての詳しい情報は、
以下のリンクよりご覧くださいね。

PC ヘルマン・ヘッセ - Wikipedia


《ヘッセ詩集によせて》 葉祥明
受験を控え、やりたいこともやれず、頭のどこかにいつもそのことが暗雲のように覆っていた少年時代にヘッセの自伝的小説「車輪の下」を読みました。当時の自分の境遇と小説の主人公とを重ね合わせ自分の暗い人生を思い、重苦しい気分でいたことをおぼえています。
人は、子供時代は学校や家庭に縛られて、大人になっては、誰もが決められたような人生を歩むことを余儀なくされているけれど、本当は各自にふさわしい、その人ならではの人生があっていい筈。どうして人の一生は車輪の下なのでしょう。だからこそ、野に出て、野に遊び、野に生きることを願ったヘッセの詩とその心は私を打ちます。そして詩人を自分の天職と考えていたヘッセを、今私がとても身近に感じるのは、私もまた彼と同じ七月生まれだからでしょうか。

今回ご紹介した本もまた、すでに絶版になっており
入手が難しい作品ではありますが、もし見かけることがありましたら
ぜひ、味わってみてくださいね。 見る

とても寒い毎日ですが、陽の当たる窓辺で、あたたかい飲み物とともに
良き時代のメルヘンにひたるひとときというのも、ちょっとぜいたくですよね ホットコーヒー

1977年初版『かみさまへのてがみ』(絵・葉祥明 訳・谷川俊太郎)

  • 2007.01.18 Thursday
  • 23:35
先日ご紹介しました『あなたも詩人』の最後のページに、
こんな広告が載っていました ワッ!



現在も発行されている『かみさまへのてがみ』の1977年初版のものの広告です。
よ〜く見ると、表紙の絵柄が、違いますね モグモグ



左側が、1977年版、右側が現在のものです ひらめき
内容は、一緒ですが、少しだけ印刷の色が違いました。
同じく、左側が1977年版、右側が現在のものです。



『かみさまへのてがみ』は、原題を「CHILDREN'S LETTERS TO GOD」といいます。
アメリカのたくさんの新聞で、「かみさまへのてがみ」を子どもたちから募り、
連載されていたものを本にしました。
子どもたちの手書きの筆跡をそのままに、つづりや文法も直されていません。
そして、なんと、「CHILDREN'S LETTERS TO GOD」の単行本は、100万部以上も
売れたそうです !

“ かみさま あなたはおかねもち? それとも ただ ゆうめいな だけ?
 スティーヴン ”

“ あなたは どうして じぶんが かみさまだって わかったんですか? シャーリーン ”

“ かみさま どうして いちども テレビにでないの? キム ”

その大ベストセラーとなった本が、ここ日本では、谷川俊太郎の名訳で、
「もうかみさまに手紙を書けなくなった大人たち」へ、大評判となりました ニコニコ
その評判にお答えして、『かみさまへのてがみ もっと』『かみさまへのあたらしいてがみ』と
シリーズ化されることになったのです ポッ



いつ読んでも、とても心が温まり、
真っ白な心に戻れるような気持ちにさせてくれる本です。
是非、お読みになってください !
本当にオススメです おはな

葉祥明ヒストリー:『耳に貝をあてると海の音』1985年

  • 2007.01.16 Tuesday
  • 09:47
いまとなっては懐かしい…、葉祥明の過去の作品、仕事を
ご紹介するコーナー、葉祥明ヒストリーシリーズ。時計

本日は、1985年に理論社から出版された
『耳に貝をあてると海の音』をご紹介します。



読書耳に貝をあてると海の音
絵:葉祥明 編:鹿島和夫
発行:理論社(1985/12)

こちらの本は、神戸市の小学校教諭で、《あのね帳》というノートを通じて
児童たちとの心の交流を深める、独自の教育法を確立したことで知られる
鹿島和夫さんによって編纂された『一年一組せんせいあのね』(理論社刊)より
抜粋した、1年生児童の詩をまとめたものです。

中の詩はすべて、昭和53〜58年入学の神戸市立志里池(しりいけ)小学校と
霞ヶ丘(かすみがおか)小学校の1年生によって書かれました。 学校

かしませんせい
       みつたけ・ゆみ
せんせいのかおは
おかしいから
せいけいしゅじゅつせななおれへん
わたしのかおも
ちょっとおかしいけど
さんぱつやへいったらなおる

飾らない言葉、飾らない心、
大人には眩しくて、突き刺さるほど純粋な言葉の宝石たちを
葉祥明の描くさわやかな海辺の風景のイラストが、やさしく包みこみます。船

おかあさんのこころ
       きむら・いちお
せんせい ひみつやで
おちちは おかあさんのこころ
あかちゃんがのんで
おかあさんのこころが
あかちゃんにつたわる
それから
おっぱいのこころをいっぱいためて
こころのおおきい にんげんになっていく
そやから
おかあさんのこころは
ええこころでなかったらあかん

すでに絶版となって久しく、今回はファンの方からご紹介いただいて
この場で取り上げることができました。ありがとうございました。 ポロリ

どこかでもし見つけることがあれば、是非すべての詩を読んでくださいね。
心が洗われること間違いなしです!!ひらめき

葉祥明ヒストリーシリーズ:『あなたも詩人』1979年

  • 2007.01.12 Friday
  • 22:40
いまとなっては懐かしい…、葉祥明の過去の作品、仕事を
ご紹介するコーナー、葉祥明ヒストリーシリーズ。見る

本日は、1979年にサンリオから出版された『あなたも詩人』
オリジナル版をご紹介します。



読書あなたも詩人 ―詩をよむたのしみ、詩をかくたのしみ―』
 絵:葉祥明 文:辻信太郎
 発行:株式会社サンリオ(1979/10/5)

こちらの本は、サンリオの創業者であり、現在も社長として活躍する
辻信太郎さんが、「これから詩をはじめる人」に向けて
北原白秋、立原道造、リルケ、ゲーテ…といった「最良の」詩人の作品
10編を選び、それぞれの詩の世界を解説する、という内容になっています。

そして、葉祥明のノスタルジックで幻想的な挿絵が
それぞれの詩の世界をさらに深く彩り、胸を打つものにしています。ポッ





1988年に再版されたもので、ごく僅かですが、
現在も取り扱いのある書店があるようです。
またお近くの図書館などでも、ぜひ見かけたら、お手にとってみてください。
たちまち純粋な思春期の頃の気持ちに、満たされることと思いますよ!



今後も、北鎌倉の葉祥明美術館に収蔵する
過去の優れた作品をご紹介していく予定です。
どうぞお楽しみに!自転車

葉祥明「ホワイトユニコーン」絶版のお知らせ

  • 2006.11.16 Thursday
  • 23:14
真っ白な表紙にブルーの文字。
葉祥明の本の装幀を数多く手がけている「水崎真奈美」さんのデザインで、
コンパクトなメッセージブックである、
「White Unicorn(ホワイトユニコーン)」が、絶版になりました。

書店さんにはまだあるところもあるかもしれませんが、
今回はネットショップの為に、1冊のみ確保しました。
絶版ではありますが、
書店さんから出版社を通して美術館に入荷されることもあります。
ただ、どちらにしても数量は数冊程度の限られたものとなりますので、
大変申し訳ありませんが、ご了承ください。



実際に販売されている形は、カラーの帯がついていますが、
それを外しますと、真っ白な本です。

“ あなたは、自由に生きていますか? ”

ユニコーンには、いろいろな説がありますが、
架空の神聖なる動物として知られています。

私がその存在を初めて知ったのは、サンリオ映画「ユニコ」を観た時でした。
(子供の頃、サンリオ映画には、泣かされっぱなしでしたよ…… ポロリ




「あなたは本当の自分をまだ知りません
 あなたは本当の自分の美しさにまだ気づいていません」




「この世の誰も、あなたを傷つけることはできません
 あなたの精神は、高貴そのものだから」


作りはとてもシンプルですが、中の絵はとてもカラフルなことも特徴です。
また、ページの下の方に、小さくきれいな文字で、英訳もついています。




「あなたが自分の真の価値を知れば知るほど 
 世間の目や評価は 意味のないものになっていくでしょう」




「あなたは自由に生きていますか?
 自由とは、好きなように生きるということばかりではなく
 こころが自由であるということです」
 

こちらの本は、2002年12月に、
同じくホワイトの表紙にブルーの文字の「White Moon」と共に発売されました。
その数ヶ月後、
今度は、ブルーの表紙にホワイトの文字で、
「Blue Sky」「Blue Ocean」が発売されています。
「White Unicorn」が、一番人気だったようで、一足早く販売終了となりました。

ただし、今回、ホワイトユニコーンの絶版にあたり、
こちらの絵がアートグラフの新作として加わります。

( 個人的に大好きな絵です ニコニコ

「あなたは何よりも、自分を愛し大切にしなければなりません」

準備ができ次第、ネットショップにアップされますので、
是非、チェックして下さいね。

原画は小さめですが、とてもきれいな色でした。
お部屋が、高貴に、明るくなること、間違いなしですよ ポッ

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