葉祥明ヒストリー:『ヘッセ詩集 手紙 -Der Brief-』1983年

  • 2007.01.19 Friday
  • 18:13
いまとなっては懐かしい…、葉祥明の過去の作品、仕事を
ご紹介するコーナー、葉祥明ヒストリーシリーズ。

本日は、1983年出版の『ヘッセ詩集 手紙』へ
スポットライトをあててみましょう…。ひらめき



読書ヘッセ詩集 手紙 -Der Brief-』1983年
絵:葉祥明 訳:飯吉光夫
発行:株式会社サンリオ

◇ギフトブックシリーズ◇と題された、文庫本サイズのかわいい詩集でした。
(綴じ方はきちんとしたハードカバーで、高級感があります グッド



シリーズには『リルケ詩集』『立原道造詩集』(ともに葉祥明が絵を担当)、
そして葉祥明自身のミニ詩画集『遠い日の夢』がありました。

以前のブログにて、このシリーズをお持ちのファンの方が
コメントを書き込みをしてくださっていましたね ラッキー
どうもありがとうございます。




いまこうして改めて見ても、とても美術的価値のある作品ですね。 さくらんぼ
ただただ、美しいです…。

この本の詩の作者、ヘルマン・ヘッセについての詳しい情報は、
以下のリンクよりご覧くださいね。

PC ヘルマン・ヘッセ - Wikipedia


《ヘッセ詩集によせて》 葉祥明
受験を控え、やりたいこともやれず、頭のどこかにいつもそのことが暗雲のように覆っていた少年時代にヘッセの自伝的小説「車輪の下」を読みました。当時の自分の境遇と小説の主人公とを重ね合わせ自分の暗い人生を思い、重苦しい気分でいたことをおぼえています。
人は、子供時代は学校や家庭に縛られて、大人になっては、誰もが決められたような人生を歩むことを余儀なくされているけれど、本当は各自にふさわしい、その人ならではの人生があっていい筈。どうして人の一生は車輪の下なのでしょう。だからこそ、野に出て、野に遊び、野に生きることを願ったヘッセの詩とその心は私を打ちます。そして詩人を自分の天職と考えていたヘッセを、今私がとても身近に感じるのは、私もまた彼と同じ七月生まれだからでしょうか。

今回ご紹介した本もまた、すでに絶版になっており
入手が難しい作品ではありますが、もし見かけることがありましたら
ぜひ、味わってみてくださいね。 見る

とても寒い毎日ですが、陽の当たる窓辺で、あたたかい飲み物とともに
良き時代のメルヘンにひたるひとときというのも、ちょっとぜいたくですよね ホットコーヒー
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