掲載されました!:情報誌「がん治療最前線4月号」書評-2

  • 2010.04.07 Wednesday
  • 00:00
本日は「がん治療最前線4月号」で掲載された、
絵本「水平線の向こうから」の書評2回目です。読書

それでは、早速お読みください。見る


堂園医師は鹿児島で1991年から在宅ホスピスを始め、1996年国内初の
ホスピス機能等を備えた診療所「堂園メディカルハウス」を全国に先駆けて開業し、
日本の緩和ケアのトップランナーとして今も走り続けているパイオニア的存在である。

これまでに1500人以上の命を見送ってきた。
そうした経験がシンプルな文章のなかに凝縮され、
人の心に届いているのである。

これまで、自分自身を目の前にいる患者さんやその家族に流出しすぎて
うつ状態に陥ったことがある。さらに注ぎ出すのはいいけれども、
自分の魂まで出してしまったらいけないと気づいた。

「おごりもあったもしれませんね。台風の進路まで変える勢いでやっていたから。
 うつというのは、脳疲労ですからね。今は自分の心が乾かないようにしています。
 死を無味乾燥的なものに捉えないように自分の心を感動させていることが必要です。」

ホスピスの最前線で戦ってきた人とは思われない謙虚さが込められている言葉である。
まだ、これからもやりたいことがあるという意気込みも感じられる。

「新しい死の文化を創らなければだめなんですよ。
 これからも、看取り絵本など、この本も含めて絵本3部作にしていきたいですね」

本書は、2002年にPHP出版から出版されたものを、
今回大幅に改稿し、再刊したが、大きさをA4判にしたために
水平線の広がりと美しさが際立っている。

絵筆を執った葉祥明氏もがんに対しては深い思いを持ち、
死の見方も堂園医師に共通するところがある。

「死もまた、生と同じく、人生の一部。
 万人に訪れる自然な出来事です」
と記されたあとがきにもそれを知ることができる。
コメント
ホスピスのようにこころの準備ができる場合もあれば、
ジャイアンツの木村コーチのように突然の死を迎える
場合もあります。どちらも人生なんでしょうが、今回の
木村コーチの死去は重ね重ね残念です。
  • toshi
  • 2010/04/07 8:22 AM
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