掲載されました!:<西日本新聞-2010年11月18日-筑後版!>-2

  • 2010.12.03 Friday
  • 00:00
それでは、“昨日の記事”の続きをご覧ください。見る

石橋君はセラピーを目標に今年2月から月2回、
福岡市のプールに通っていたこともあり、
「体の準備も、イルカと泳ぎたいという気持ちも十分だった」
(セラピー担当の福島広太郎さん)。

スタッフがだいようぶ、君は泳げる」と励まし、
二日目にはニヌファに足を押されて海をたゆたっていた。
いつもは固く握られている拳も海の中で柔らかく開きはじめ、
「あと数日、訓練すれば背びれに捕まって泳ぐこともできたかもしれない」(福島さん)

三日間で計数十秒、足の裏でニヌファと触れ合った石橋君。
お礼は口にすることはできないが、
左手でニヌファの右ひれに握手をして別れた。

           ◇     ◇

「秀剛の昼夜逆転が治ったんですよ」と、
恵さんが笑顔を見せる。

石橋君は日中、人込みに出ると目をつむって寝入ってしまう傾向があった。
そのため夜、目がさえてしまう。
「人の目を気にしているのか、何かから逃げるようでもあった」(恵さん)

沖縄から帰ってから、石橋君は見開いた目で
キョロキョロと辺りを見回すようになった、と恵さんは感じている。
昼間に眠らないため、夜は自然と眠りに落ちる。

訪問看護師の女性にセラピー体験を報告すると、
葉祥明さんの「イルカの星」(佼成出版社)を紹介された。

少年がイルカと海を泳ぎ、自信を付け、周囲への優しい気持ちを身に着ける物語。
「まるで秀剛の話みたい」恵さんが開いたページ。
イルカが少年に言う。

いつも、なにかを おそれて いるように 見える。
 でも、しんぱい することなんか なにも ないんだ


背びれに捕まり、イルカと泳ぐ少年は答える。

うん、ぼく もう こわくない

今も、プールに通い続ける秀剛君。
「来年も沖縄行く?次は背びれに捕まる?」恵さんが問うと、
目をパチパチさせて“うん”と答える。

                        (久留米総局・田篭良太)
コメント
いい話です!
今日も頑張らなくては。
  • toshi
  • 2010/12/03 8:22 AM
コメントする








    

calendar

S M T W T F S
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
27282930   
<< September 2020 >>

selected entries

categories

archives

recent comment

  • 介護専門雑誌『おはよう21』2020年8月号:葉祥明コーナーのご紹介
    toshi (09/26)
  • 葉祥明美術館の企画展:絵本『宇宙からの声』展_展示の様子!
    あい (09/24)
  • 葉祥明美術館の企画展:絵本『宇宙からの声』展_展示の様子!
    toshi (09/23)
  • 新商品のご紹介:カレンダー<2021年版>-言葉カレンダー
    toshi' (09/19)
  • 新商品のご紹介:カレンダー<2021年版>-メルヘン
    toshi (09/17)
  • 新商品のご紹介:カレンダー<2021年版>-スケジュール
    toshi (09/14)
  • 新商品のご紹介:カレンダー<2020年版>-卓上
    toshi (09/13)
  • 投票してね!:ミュージアムキャラクターアワード2020!_結果発表!
    toshi (09/12)
  • 投票してね!:ミュージアムキャラクターアワード2020!_速報!
    toshi (09/11)
  • 新商品のご紹介:ダイアリー手帳<2021年版>!
    toshi (09/10)

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM