いちご新聞'15年10月号・葉祥明『心のハーブ』vol.100のご紹介です!_2/3
- 2015.09.30 Wednesday
- 00:00
“サンリオ”さんより発行されている、
『いちご新聞』の最新号が発刊されましたのでご紹介します!



今日のブログは特別記念として、見開きになったページをご覧頂きます!
葉祥明のインタビュー記事も合わせてどうぞ!

(1回で全文掲載の予定だったのですが2回に分けてお届けします…。





サンリオが1980年代に出版していた『詩とメルヘン』の挿絵、そして1990年代からいちご新聞に絵や詩を書いてくれている画家・詩人の葉祥明先生。2007年に始めた人気連載「心のハーブ」は今月号で100回目を迎え、絵と詩の癒しのページとして、また、自分のことを考えたり、いろんなことに気づかせてくれるページとしてメイトに大人気☆ 100回目を記念して、今月は葉先生にインタビュー!
Q:小さい頃から絵を描いていたの?
A:そう、物心ついた頃から!湯気でくもったお風呂場の壁や、紙、地面、なんでも二次元で描けるものには描いていたね。今も昔も絵を描くのが大好きだよ。
Q:画家になるのは、小さい頃からの夢?
A:いや、小さな頃は画家になりたいとは思っていなかったよ。歴史上、名を遺した画家には悲劇的な人生を送った人が多かったからね。それを知って、むしろ画家になってはいけないと思ってたよ。(笑)
Q:では、いつ画家になろうと思ったの?
A:大学生の時。何か仕事をしなくては食べてはいけないと思った時、やはり自分は絵を描いていく人生がいいと思ってね。そして、注文を受けて挿絵を描く仕事“イラストレーター”を目指したんだ。
Q:そうだったんですね!先生の絵はやさしい感じで大好きです。いつも描く時に考えていることってあるんですか?
A:見る人をやさしく招き入れたいと思って描いているよ。ぼくの絵は「これでいいだろう!素敵だろう!」と言うほど積極的ではない。せまってくるような迫力はないし、「見て見て!」って主張もない。見たくなければ通り過ぎていいの。見たい人が立ち止まって見てくれればいい。そう思っています。絵も生活も、ぼくは相手の気持ちを尊重したい。だから見たいと思った人をやさしく迎え、見たいと思っていない人には無理に押しつけたくないんだよ。(続く)