ミュージアムトークのご報告:絵本『ピーターパンとウェンディ』原画展
- 2018.01.07 Sunday
- 18:00
“2018年1月19日(金)”まで開催中の<絵本『ピーターパンとウェンディ』原画展>に合わせて、
葉祥明による“ミュージアムトーク”を“2018年1月6日(土)”に行いました。
今年最初の三連休ということもあったかと思いますが、あっと言う間に満席になり、オフィスのイスを持ち出しての総動員。早めに準備したにも関わらず、かなりバタバタ感があったので、お見苦しいところをお見せしてしまいました…。
そしてこの日は今年最初のイベント。
葉祥明も沢山のお客様から元気をもらったようでした!
それでは簡単ではありますが、ご報告致します!
これまでの“ミュージアムトークの記事”はこちらから
11時には準備万端のはずでしたが、見込みが甘かった…。
男性は大人になっても大人になりきれない、なりたくないところがあって、そんな心をもった子どもの話、というイメージでしたが、改めて読んでみるとウェンディという一人の少女が大人の女性になるための、女性の通過儀礼を描いたような物語だと感じました。当時は産業革命、植民地支配など強面な背景がありましたが、現代に残っているのは本書のようにメルヘンな面です。古代より、良い面が“文化”として引き継がれていく。私はそんな作品を残していきたいと思っています。
そして、日本語の“再話”をしてくださった童話作家の“深山さくら”先生もお越し下さいました!
ありがとうございます!