『詩とファンタジー』2008年No.2冬灯号:葉祥明掲載ページのご紹介
- 2008.02.25 Monday
- 23:00
ジェイクスギャラリー銀座閉店へのコメントをいただき、
ありがとうございました
本日は、閉店後の片付け作業を行いました。
この様子は、明日のブログでご紹介する予定です。
さて、以前のブログでもご紹介した、
やなせたかしさん責任編集、投稿詩とイラストレーションの
「詩とファンタジー」第2号が発刊されました

発行元:かまくら春秋社
価 格:880円(税込)


絵が明るくなり少し分かりにくくなってしまいましたが、
大きな地球の上で出会う2人の人物が描かれています。
私たちとって、この「世界」がいつも
夢と希望に満ちたものであってもらいたいですね
ありがとうございました

本日は、閉店後の片付け作業を行いました。
この様子は、明日のブログでご紹介する予定です。
さて、以前のブログでもご紹介した、
やなせたかしさん責任編集、投稿詩とイラストレーションの
「詩とファンタジー」第2号が発刊されました


発行元:かまくら春秋社
価 格:880円(税込)


『線のひきかた』
詩:君島 七樹 絵:葉 祥明
誰かが線をひきました
大地の上に
海原の上に
青空の中に
線をひきました
ここからここがわたしのです
ここからそっちがあなたのです
そう言って線をひきました
誰かが線をひきました
人の心の中に
人と人との間に
神様と神様の間に
線をひきました
ここからこっちがわたしたち
ここからそっちがあなたたち
そう言って線をひきました
それからというもの
線がいつでも大問題
線を越えるたびに
誰かの許可が必要だったり
線を書き直すたびに
大層な儀式が必要だったり
ああ もう やんなっちゃう!
しかたないので
僕も真似して線をひいてみます
僕からあなたに向かって 一本
あなたから僕にむかって 一本
僕=あなた あなた=僕
僕たち=あなたたち あなたたち=僕たち
僕のもの=あなたのもの あなたのもの=僕のもの
これなら
わかりやすいでしょ?
絵が明るくなり少し分かりにくくなってしまいましたが、
大きな地球の上で出会う2人の人物が描かれています。
私たちとって、この「世界」がいつも
夢と希望に満ちたものであってもらいたいですね
