ミュージアムトークのご報告:第65回『ジェイクとかみひこうき』絵本原画展

  • 2015.08.17 Monday
  • 23:00

2015年8月16日(日)に“『ジェイクとかみひこうき』絵本原画展”の
ミュージアムトークを行いました。地球

日差しが強い、とても暑い一日ではありましたが、
午後2時のスタート前にはほぼ満席となり、
暑い中お越しくださったお客様には頭が下がる思いです。
ありがとうございます。ラッキー

それでは早速、どうぞ!見る

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150817-1.jpg
終戦記念日の翌日ということもあり、
私の冒頭の挨拶では『いちご新聞8月号』に掲載された葉祥明の言葉と、
いちごの王さま”の言葉を紹介させて頂きました。ウィンク
   up(明日のブログに掲載します)鉛筆2

150817-2.jpg
もともとこの作品は『ジェイク そらをとぶ』というタイトルでJAL(日本航空)の機内絵本として出版依頼があり、描き下ろしたのです。しかし残念ながら絶版になり、今は自由国民社から『ジェイクとかみひこうき』というタイトルで装い新たに出版されました。
やなせたかしさんは昔、会う度に「アンパンマンを沢山の人に知ってもらいたい」と言っていました。ジェイクもいつか広く世間に知れ渡ると良いなと思っているのですが、今年から来年にかけて新作3部作が出る予定ですので、期待したいと思います。
ジェイクが象徴するのは平和、優しさ、思いやり、友情です。そんな何でもない存在が日々の生活の中でどんなに大切か、ということが世界の様々な出来事を通して痛感しています。

掲載されました:<やなせたかし記念館NEWS>2015年3月15日-66号!

  • 2015.03.24 Tuesday
  • 00:00
2012年1月15日”のブログでもご紹介したことのある「やなせたかし記念館NEWS」の最新号に当館で現在開催中の原画展『にじいろのみち-風がはこぶ物語-絵本原画展』を
告知して下さいました!拍手拍手拍手

年4回発行されている冊子は誌面11ページ!
展示会情報だけでなく、やなせたかし先生やアンパンマン関連の記事もあって、内容充実。
機会がありましたら是非ご一読下さい!読書

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いちご新聞'14年4月号・葉祥明『心のハーブ』vol.82のご紹介です

  • 2014.03.20 Thursday
  • 00:00
すっかりお馴染みになった“サンリオ”さんより発行されている、
いちご新聞」の最新号が発刊されましたのでご紹介します!見る

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』   絵・文:葉祥明

君の夢は、なあに?
やりたいこと
なりたいもの
行ってみたい所
手に入れたいもの
なんであれ
君が心から望むことを
叶えるために
君はこの世に
生まれてきたんだよ!

down葉祥明のコメントです。down
「夢」っていうと、人は二通りのことを思う。ひとつは、実体の無い幻。実現不能な、場合によっては妄想とさえ言われ、正気を疑われることもあるもの。もうひとつは、楽しく、美しく、人を幸せにしてくれるものとして。

現実主義の人や、訳知りの大人たちはよく「夢」のことを軽視するけれど、それは「夢」という言葉の一面しか見ていない。確かに夢には注意しなくてはいけない面がある。大きく膨らみ過ぎて自分ではどうしようもなくなったり、夢が破れて一気に落ち込んだり、夢が我欲とくっついて、皆に迷惑をかけたり、常軌を逸してしまったりすることもあるから…

しかし、だからと言って人は「夢」を捨てちゃいけない。今はまだ、ここに無い、そうはなっていないけれど、いつかは、いずれは、現実のものとなる。という、強い思いは大切だ。それは、本当に人の生きる力にも、人生の目的や目標にもなる。夢は、未来への希望や期待や憧れ、あるいは理想と同じ意味になる。

サンリオの辻社長もやなせたかし氏も、そして僕も、一生通して自分の夢を追い求め、実現してきているんだ。それには、柔らかな感性、自分らしさ、想像力、智恵と勇気が必要だけどね。

夢を見ない人生、夢の無い人生なんて、僕には考えられない。僕たちは、やりたいことがあるから、この世にやって来たんだ。

最後にもう一度尋ねよう。君の夢は、なあに?

講演会のお知らせ:湘南・朝日カルチャー『絵本からのメッセージ』

  • 2014.01.16 Thursday
  • 00:00
2011年の“よみうりカルチャー大森”以来のカルチャースクール講演会です。鉛筆

いつもの講演会とはちょっと違う「お勉強」的な内容を目指しつつ、
リラックスした感じでお話しができればと思います。モゴモゴ

皆様のお越しをお待ちしております!ジョギング

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【テーマ】葉祥明の世界〜絵本からのメッセージ〜
【日 時】2014年3月1日(土)13:00〜14:30
【会 場】朝日カルチャーセンター・湘南教室
     〒251-0052 神奈川県藤沢市藤沢438-1 藤沢ルミネプラザ9階
     電話:0466-24-2255 FAX:0466-24-2645 
【交 通】JR・小田急 藤沢駅 改札口左横のビル
【受講料】会員2,940円 一般3,570円(要予約)
【問・申】朝日カルチャーセンター・湘南教室
     TEL:054-272-4344


『地雷ではなく花をください』シリーズをはじめ、様々なテーマに向き合い、メッセージを発信し続けている葉祥明さん。その作品は、やわらかでシンプルな色彩とことばで読者の心に寄り添います。作品に込められた思い、創作秘話などを語ります。親交の深かった漫画家やなせたかしさんとのエピソードも披露します。

いちご新聞'14年1月号・葉祥明『心のハーブ』vol.79のご紹介です

  • 2014.01.03 Friday
  • 00:00
すっかりお馴染みになった“サンリオ”さんより発行されている、
いちご新聞」の最新号が発刊されましたのでご紹介します!見る

今回はとても印象的な文章ですので、
抜粋ではなく、全文をご紹介します。

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永遠の絆』   絵・文:葉祥明

人は魂の存在です
そしてこの世の出合いは
あちらでの約束です
そうして互いの絆は永遠に
途切れることなく
続くのです

down葉祥明のコメントです。down
僕たちは、たった一人でこの世に生きているんじゃない。
家族がいて、恋人や友人、職場の同僚がいる。
行きつけの店の人、駅員さん・学校・先生・おまわりさん・役所の人など…
たくさんの人たちに囲まれ、支えられて生きている。
深い絆から、束の間の通り過ぎるだけの関係まで、色々だ。

思い返してみれば、子供時代から今日まで、なんと多くの人々と出会ってきたことか!
顔と名前を思い出せる懐かしい人たちだけでも百人くらいはいる。
本当は、この人生で出会った人は、その何倍もいるはずだが、
そんな中で、僕が今、想うのは、やなせたかしさん!

40年前に当時、五反田のTOCビル内にあったサンリオの社長室前の長い長い廊下で
ばったり出会った時のことは今もありありと思い浮かぶ。
「やあ、君が葉くん? いい人そうだからやってもらおう!」と、
あの独特の顔と姿と声で、やなせさんは両手を大きく広げながら、突然現れた。

以来、様々な場所で身近に接することになった。
実は、僕の人生のサプライズはサンリオと共にある。
すなわち、辻信太郎社長との出会いだ。

辻さんも、またこつ然とサンリオ編集部に現れる。
そしてスタッフたちに、とてもリラックスした口調で話しかけていて、
原画を持ってきた僕にも、いつも親しげに、
「葉さん、今度何かやろうよ!良い本作ろうよ!」と、笑顔で握手しながら語りかける。

その気さくさは、四十年経っても変わらない。
辻さんは、本当に少年のロマンをいつまでも失わない人だ。

辻さんと、やなせさん。
この初々しい少年の心を持ち、文学と美しいもの、可愛いもの、そして、人を喜ばせたり
驚かせたりするのが大好きな二人の出会い無しには、『詩とメルヘン』という、
かつての「赤い鳥運動」につながる雑誌は生まれなかったと思う。

そして、御二人の息子世代の僕は、この四十年、めまぐるしく変化する社会の中で、
静かな森の中の小さな泉のような、清らかな、メルヘンを守り育てる責任を感じている。

それは、既に三世代にもわたるメルヘンの愛好者の方々への辻さん、やなせさんからの
「愛」の贈り物を世の中に届け続けていくってことの約束に他ならない。

2013年10月13日、メルヘンの世界に去ったやなせさんを偲んで…。

北鎌倉葉祥明美術館のクリスマスパーティーのご報告<2013>-その2

  • 2013.12.15 Sunday
  • 00:00
昨日行ったクリスマスホームパーティ。
この日を迎えると一年を無事に過ごすことが出来たこと、
お客様に支えられていることを実感します。ニコニコ

寒い中、お越しくださった皆さんに少しでも楽しんで頂けていたら嬉しいですね!
それでは早速ご覧下さい!見る

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阿蘇から参加してくれた葉山館長のお話からスタート!モグモグ


そして、葉祥明がこの一年を振り返りつつ、
先日死去された故“やなせたかし”さんへの思いを語りました。ポッ


そして、ティータイム!
今回のケーキは自由が丘からほど近い場所にある“ローレル”から。ケーキ


第二部は“橋本昌彦”さんのソロステージ。
詩画集『おんじょう おめでとう』誕生のエピソードや
素敵な歌声に涙される方も。カラオケ


そして恒例のクリスマスプレゼント会。
まずまず好評な声をいただき、一安心。モゴモゴ


サイン会の前に「聖夜」「White Christmas」を全員で合唱!
なんと葉山館長がピアノで伴奏をしてくれ、盛り上がりました!びっくり

来年は、どんなプログラムにしようか?とすでに思案中です。モグモグ

掲載されました!:『朝日小学生新聞』2013年11月

  • 2013.11.30 Saturday
  • 00:00
2013年10月13日に「やなせたかし」さんが亡くなられ、
葉祥明へそのことに関してのコメントや執筆依頼がいくつかありました。鉛筆

今日は“朝日小学生新聞”に掲載された文章をご紹介します。見る

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                   〜私の意見〜
             『1人ではなく、みんなでかじられよう』

「正義」という言葉を考えてみましょう。
「正」は「正しい」という意味ですが、
何が正しくて何が正しくないかは時代や立場によって変わります。

そこで「義」という、人間の尺度を超えて正しいことをあらわす言葉もついています。
つまり正義とは、まちがいなく正しい行いを指す言葉だと考えられます。

人間はしばしば、自分は正しくて相手は間違っていると考えがちです。
行動を起こすときは、客観性、理性、知性を総動員し、
本当に正しいかどうかを考えなくてはいけません。

アンパンマンはそれができる義人ではないかと、ぼくはみます。
ただし、正義には犠牲がともないます。
この世に悪がはびこるのは、善なる人が善を行わないからだとぼくは考えますが、
人間は生きのびなければなりません。

「君子危うきに近寄らず」という言葉があるように、
一人で背負うのは酷なことです。

そういうときこそ警察や国の出番です。
ちかんは犯罪です。
いじめも犯罪だときちんと決めて、正義に基づき、取り締まるべきです。

ぼくはアンパンマン法という法律を作って
社会が正義を守ることを笑顔で約束してはどうかと考えます。

それが無理ならクラスの中で正義を約束するアンパンマン法を作り、
いじめを見つけたら1人でかじられるのではなく、
みんなでかじられるクラスにしてもらいたいです。 (了)

掲載されました!:『西日本新聞』2013年10月23日(水)-やなせたかしさんをしのぶ-その2/2

  • 2013.11.20 Wednesday
  • 00:00
2013年10月13日に「やなせたかし」さんが亡くなられ、
葉祥明へそのことに関してのコメントや執筆依頼がいくつかありました。鉛筆

今日は昨日に引き続き、“西日本新聞社”の文化面に掲載された文章をご紹介します。見る

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              〜やなせたかしさんをしのぶ〜
           『出会う全てを 両手広げて受け入れた』

そういう生き方は、基本的には性格から来たと思うけれど、やなせさんが、常々言っていた「僕は、マンガ家としては、とてもデビューが遅かったんだ!」という気持ちが、その遅れを取り戻すためにがむしゃらに活動する、生き方にも反映していたのではないかな。自分の大切な人生の時を、戦争とサラリーマン生活に奪われた、という痛恨の思いは深いと思う。

そしてもうひとつ「僕は絵が下手だから…」ともよく言っていた。あれ程、有名な人がそんな事を言っても、人は冗談か、と思うかもしれない。やなせさんは、とても知的な方で、古今東西の絵画のことをかなり研究していたし、詳しかった文学に関してもだ。

やなせさんは、天才的な画家や詩人と、その生き方に、憧れと尊敬の念を抱いていたと思う。だから、彼らの作品と、人生を多くの若い人たちに語り続け、そして自分自身も、九十四才になるまで、画業に精進し続けた。

そして、自分をよく知っていたからこそ、ひと握りの芸術の天才よりも、無名の、しかし、絵や詩や童話が好きな、ごく普通の人々をこよなく愛した。アンパンマンが、庶民の味方だったように。

大芸術家でなくても、天才でなくてもいいんだよ。こんな僕でも、こんなに自己表現できるんだよ。歌も踊りも、その他色々な仕事も、チャンスがあって、やる気があれば、何だって、やれるんだ、やっていいんだ。自分も人も楽しませることができる生き方、そんないい人になろうよ!と、人生を賭けて教えてくれたんだと思う。

僕の卒業した高校の入り口に掲げられていた言葉「役に立つ、善人たれ」を、そのまま生きたやなせたかしさんに心からの感謝を捧げたい。 (了)

掲載されました!:『西日本新聞』2013年10月23日(水)-やなせたかしさんをしのぶ-その1/2

  • 2013.11.19 Tuesday
  • 00:00
2013年10月13日に「やなせたかし」さんが亡くなられ、
葉祥明にそのことに関してのコメントや執筆依頼がいくつかありました。鉛筆

今日は“西日本新聞社”の文化面に掲載された文章をご紹介します。見る

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              〜やなせたかしさんをしのぶ〜
           『出会う全てを 両手広げて受け入れた』

四十年も前のことだけど、心の中に今も刻み込まれている。
やなせさんと初めて出会った日のことだ。

当時、キティちゃんで有名なサンリオは五反田のTOCビル(東京卸売りセンター)の中にあった。そこからある日、25歳の無名の駆け出しで、絵本を一冊だけ出していた僕に一本の電話。サンリオはファンシーグッズのほか『詩とメルヘン』や『いちごえほん』という月刊誌を出していたけれど、僕は何となく、中途半端な気持ちで訪れた。

折角だからと担当者の方が社内を案内してくれた。長い長い廊下の先に社長室。虹のオブジェが印象的で、いかにも夢を売るサンリオらしい。廊下に出ると、こつ然と向こうから、見覚えのある、顔と声のやなせさんが魔法のように現れた。

両手を広げて開口一番、「君が葉君? いい人そうだからやってもらおう!」。まるで映画のワンシーンのよう。僕は思わず「は、はい!」。するとやなせさんは、さっと風のように去っていった。

以来、四十年間、様々なシチュエーションで、やなせさんはいつも印象深い顔と声と身振りで、突然、現れ消え去る。というのが、僕との関わりのパターンになった。それは多分、僕だけじゃなく、やなせさんと関わった、多くの人々も同様ではないかと思う。

やなせさんにとって、この世の出来事、そして出会う人々の全てを、拒んだり否定したりしないで、両手を大きく広げて「おおう!」と受け容れる。自分の境遇も、沢山のd病気も、世間からの様々な働きかけや、やっかいな事にも、動じることなく、大らかに受け止め、立ち止まらないで先へ先へとつき進んでいく。(続く)

追悼記事<やなせたかし>さん:月刊『詩とメルヘン〜1981年3月増刊号・葉祥明の世界〜』より_最終回

  • 2013.10.22 Tuesday
  • 00:00
『詩とメルヘン』を通して“やなせたかし”さんと出会った葉祥明。
そのことがきっかけで、多くの方に絵を知っていただく機会に恵まれました。おはな

『詩とメルヘン』の増刊号として、
1981年3月に発刊された“葉祥明の世界”の中で行われた
やなせたかしさんと葉祥明の対談をご紹介してきましたが、
今回で最終回になります。鉛筆

対談記事を読み返してみると、時空を超えて、
とても貴重な時間を共有できたように感じます。
改めて、やなせたかしさんに感謝です。モゴモゴ

それでは、早速ご覧下さい!見る

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         『うまい絵って何だろう?』 やなせたかし×葉 祥明
      〜問題は引き算していって何が残るかということ

葉  :僕と同じ34歳のころは、どう考えていたんですか?

やなせ:漫画家になりたてのころで、長谷川町子さんや横山隆一さんのようになりたいと
    思っていました(笑)。それで四コマ漫画を描いてたりしたんですが、僕はどう
    も家庭漫画が苦手で、漫画の世界でいうと、いくらか芸術っぽくて、売れないよ
    うな絵を描くんです。でも、僕は漫画はものすごく愛しているんですよ。だから
    漫画は生活のたしじゃなくて大切にしたいんですね。

葉  :僕は17,8歳のころ当時の出版物からペイネ、久里洋二さん、長新太さんの絵を切
    り抜いていて今でも持っています。あのころの漫画はみんな詩情にあふれていま
    すね。

やなせ:杉浦範茂さんは漫画家になるつもりでデザイナーになっちゃったけど。

葉  :だからアイデアがいいんですね。

やなせ:そうですね。僕もアイデアがある方だと思っています。案がなければ絵が描けない
    谷内六郎さんも童画家と言われてるけれど、僕に言わせると漫画家なんです。つま
    り必ず案がある。案を一生懸命考えて、絵はすぐに描けちゃう(笑)。僕が漫画家
    だというと、変な顔をする人がいるけれど、僕は漫画家だと思ってるし、葉君のよ
    うに純粋画家になるんじゃなくて、漫画家として終わりたいと思ってます。編集を
    したり、人のお世話をすることもずっとやっていきますよ。自分のことも満足にで
    きないのに、人の世話をするなんて困ったことだと思ってますけどね。

葉  :僕は今の生活の中でやっていることが例えば20あるとすれば、それをできるだけ
    引いていって、よりシンプルにしていきたいと思ってるんです。引き算をして何が
    残るかですね。その方が体質に合っているようです。この2,3年の忙しさでがっく
    りです。やなせさんは、よく体力が持ちましたね。

やなせ:何をするにも引き算だけど、引けないんですね。

葉  :引いたなおかつ……。

やなせ:プラスになっちゃう(笑)。

葉  :なりますね。よほど野蛮をふるって、バサッバサッと切っていかないと。

やなせ:僕は何でもすぐ引き受けちゃうからだめなんです。ある程度生活ができるようにな
    ると普通は小さな仕事なんかは断るらしいんですが、断れないんです。未だに小さ
    なカットの仕事を引きずってますよ。それで、不思議なことに僕は売り込みという
    ことも全然したことないんですよ。成り行きまかせでね。ところが売り込みという
    のも、次は僕が描くからねなんていうすごく強引なのがあるんですよ(笑)。それ
    でまた断れなかったり。こうちうことに関しては、僕は驚いてばっかりだから、僕
    みたいな人間が、よくこの世界で生き残っていると本当に神に感謝しなくちゃいけ
    ないです。でももう僕はタイムリミットにきたみたいだね。

葉  :(笑)いや、そんなことないですよ。  (了)

             『詩とメルヘン〜1981年3月増刊号・葉祥明の世界〜』より

追悼記事<やなせたかし>さん:月刊『詩とメルヘン〜1981年3月増刊号・葉祥明の世界〜』より_その4

  • 2013.10.21 Monday
  • 00:00
『詩とメルヘン』を通して“やなせたかし”さんと出会った葉祥明。
そのことがきっかけで、多くの方に絵を知っていただく機会に恵まれました。おはな

今回も『詩とメルヘン』の増刊号として、
1981年3月に発刊された“葉祥明の世界”の中で行われた
やなせたかしさんと葉祥明の対談をご紹介します。鉛筆

この対談が行われた時、葉祥明は34歳で、やなせさんは61歳。
その10年後に“アンパンマン”が大きくヒットすることになるとは
全く思いもよらない状態で、ご自分の“人生予想”をした言葉が興味深いですよ!モゴモゴ

それでは、早速ご覧下さい!見る

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         『うまい絵って何だろう?』 やなせたかし×葉 祥明
          〜画家には詩人の魂がなければならない

やなせ:そうです。アンリ・ルソーは本当におもしろい人なんです。何でもそっくりに描こ
    うとするから、例えば葉君を描こうとすると、物差しをもって鼻の高さ、あごの長
    さを測るんです。キャンバスの上でもその通りに描くんですが、似ても似つかない
    (笑)んで大笑いされたんです。でも違うんです。真実よりも真実がちゃんとつか
    めている。木の絵を描くとすると、木の葉の数を全部数えて描いた。それが本当の
    木よりもすばらしくできているんですね。ルソーは熱帯にあこがれていたけれでも
    行ったことがなくて、植物園で熱帯植物を描き、そこへ黒人や豹を描くわけです。
    ところが、そのために非常に幻想的な絵ができちゃったんですね。だから、あの人
    は天才かどうか分からないが、詩人であることはまちがいないです。

葉  :あー、詩人ですね。

やなせ:心の中に詩人の部分があったんです。ですから、先程の話しですが、絵のすばらし
    くうまい人でも、なぜ絵がよくないかというと、詩人でないからです。詩の心がな
    いんです。

葉  :その詩人の魂っていうのは、持って生まれたものなんでしょうか。

やなせ:うーん、曰く言いがたい部分ですね。ただ、いくらかは絵がうまいよりも、その感
    性の部分が優れている方が絵はいいんですよ。ですからもちろん、依頼されて描く
    画家であろうと、純粋画家であろうと、根本的にはその詩人の魂がなければならな
    いんです。葉祥明の世界は、空間があるだけなのですが、どういうわけかちょっと
    違う。それが詩人の魂だと思いますね。

葉  :僕は詩人というと、日々、自由に生きている人、と思い浮かぶのです。

やなせ:うん、根本的にはそうでしょうね。

葉  :詩人ということは職業じゃないですよね。

やなせ:自由な魂ですよ。

葉  :だからその人が絵筆を持てば絵という詩になるし、鉛筆を持って書けば言葉による
    詩になるし、生きざまが生きている詩であるということですね。

やなせ:「詩とメルヘン」のように、詩に絵をつける、あるいは絵に詩をつけるという詩と
    絵の接点を見る形は、おそらく世界中でも例がないと思うんです。だからこれは、
    イラストレーターにとっても、おもしろい分野が開けてきたと僕は思っています。
    『詩とメルヘン』から出た人たちは、ボツボツ売れ出していますよね。

葉  :ええ、売れてきていますよ。ところで先生は、自由な絵を描きたいという気持ちは
    ありますか?

やなせ:僕自身は依頼に関係なく自由な絵を描こうという気はあんまりないんです(笑い)
    人には言ったけど、僕はヤキイモ包んでいる絵でいいです。余裕綽々と山の上で風
    景を描いているという画家なる気持ちはないですね。家族は、自分の好きな絵を描
    けば、と言うんですが、僕はどうも生涯あくせく暮らすみたいだし、その方が好き
    みたいです。子供の時は純粋な画家になりたいと思ってましたが、周囲の反対があ
    ってデザイナーになったのです。今は外国で展覧会を見て、うまいと思っても、別
    世界の人だと思いますね。だからこの時代が終わったら、やなせたかしなんていた
    のかというような、雑業で一生を終えるんじゃないかという気持ちです。老人にな
    って朝から晩まで絵を描いているというふうにはならないでしょう、たぶん。
   (次回最終回です)

             『詩とメルヘン〜1981年3月増刊号・葉祥明の世界〜』より

追悼記事<やなせたかし>さん:月刊『詩とメルヘン〜1981年3月増刊号・葉祥明の世界〜』より_その3

  • 2013.10.20 Sunday
  • 00:00
『詩とメルヘン』を通して“やなせたかし”さんと出会った葉祥明。
そのことがきっかけで、多くの方に絵を知っていただく機会に恵まれました。おはな

今回も『詩とメルヘン』の増刊号として、
1981年3月に発刊された“葉祥明の世界”の中で行われた
やなせたかしさんと葉祥明の対談をご紹介します。鉛筆

それでは、早速ご覧下さい!

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         『うまい絵って何だろう?』 やなせたかし×葉 祥明
               〜偉大なるアマチュア画家

やなせ:絵というのは結局自分より以上にはでられないわけですから、努力型といってもテ
    クニックだけでなく、見る、聞くということをうんとやるべきだと思いますね。そ
    して自分の中に何かがあふれてくれば、絵に作用してくる。つまり葉祥明自身が非
    常に魅力的でなければいけないと思いますね。今も十分魅力的でおかしい人だけど
    (笑)。

葉  :純粋絵画といっても、職業的油彩画家になるつもりは余りないんです。だから依頼
    で描くか、自発的に描くかの違いにすぎないんです。

やなせ:よく分かりますよ。そういう画家になら、今だってなれますからね。

葉  :だけれど今は、体が疲れて時間がないからできないんで、僕は描きたくなるような
    時間と健康が欲しいんです。

やなせ:つまり純粋に絵を描くという画家になりたいということでしょう。

葉  :そうです。だからアマチュア画家ですね。

やなせ:偉大なるアマチュア画家ですね。今僕らは、半分はお金のために描いているわけで
    すが、そうじゃない画家ですね。

葉  :画家になるということは、自由に生きるということの言葉におきかえただけの話し
    ですね。

やなせ:僕らの仲間にも、ある程度生活ができるようになったら、自由に絵を描いて暮らし
    たいと言っている人が何人かいます。おおばひろしさんは最後はパリへ行ってパリ
    の風景を描いて暮らしたいと言ってますよ。

葉  :だから僕は余生にあこがれるわけです。退役軍人とか学校の先生の定年退職とかい
    つもうらやましく思うんです。ある小学校の先生が退職したその日、通勤用の自転
    車も忘れて走って家に帰り、釣り竿をかついで、これから毎日釣りができるぞと…

やなせ:それはアンリ・ルソーの世界ですよ。彼は税関の役人をやめてから画家になった。
    日曜画家のはしりと言われてますけど、へたな絵描きじゃないんです。ものすごい
    絵描きですよ。アマチュア画家の中には、へたなためにいくらかおもしろいという
    人もいますが、それとは全然違いますよ。ルソーがおもしろいのは、彼がピカソに
    むかって、本当に絵がうまいのは俺とお前だけだなって言ったそうだから(笑)、
    みんな抱腹絶倒して笑ったわけです。彼の絵は落選ばかりしていたけれども、なぜ
    みんなが彼の展覧会へ行ったかというと、わあへたくそーと笑うために行ってたん
    ですね(笑)。ところが今見ると、笑うなんてとんでもない。うまいし、いい絵描
    きなんですよ。ピカソと僕と二人だけと言ったくらい偉大な画家なんですよ。例え
    ばルソーの絵で林があって空が青くて月が見出ている……ステキなんですよね。

葉  :ステキですね。下にピエロがいるんですよね。

やなせ:すごくいい絵だけど、当時はみんな笑ってたんですよ。

葉  :そうするとルソーは、50何歳かで、役人を辞めて、余生を絵画三昧で暮らしたわ
    けですね。(続く)

             『詩とメルヘン〜1981年3月増刊号・葉祥明の世界〜』より

追悼記事<やなせたかし>さん:『熊本日日新聞』2013年10月16日(水)

  • 2013.10.19 Saturday
  • 00:00
やなせたかしさんの訃報が伝わった15日夕方は、
マスコミ各社から電話取材や原稿依頼が相次ぎ、
本人もやなせさんが亡くなったことを強く意識せざるを得なかったようです。ポロリ

新聞社としては、翌日16日の“熊本日日新聞”にそのコメントが掲載されました。
それでは、早速ご覧下さい。見る


熊本出身の画家・葉祥明さん(67)=東京=は20代後半のころ、
やなせさんに雑誌の挿し絵の仕事に抜てきされて以来、親交があった。

東京の雑誌社で初めて会った際、
顔を見るなり「いい人そうだから、やってもらおう」の一言で決まったという。

“メルヘン画家”として歩む原点であり、
「あの出会いがなければ、今の私はない。まさに恩人。
 無名の若者に手を差し伸べる優しさ、仕事への厳しさと誇り、
 人を喜ばせようとするサービス精神、
 そのどれもが勉強になった」と葉さん。

「実父が亡くなってから、
 心密かに『お父さん』と呼んでいたので、ショックです」と語った。
                                  (藤本英行)

追悼記事<やなせたかし>さん:月刊『詩とメルヘン〜1981年3月増刊号・葉祥明の世界〜』より_その2

  • 2013.10.18 Friday
  • 00:00
『詩とメルヘン』を通して“やなせたかし”さんと出会った葉祥明。
そのことがきっかけで、多くの方に絵を知っていただく機会に恵まれました。おはな

今回ご紹介するのは昨日に引き続き、『詩とメルヘン』の増刊号として、
1981年3月に発刊された“葉祥明の世界”の中で行われた
やなせたかしさんと葉祥明の対談記事です。鉛筆

それでは、早速ご覧下さい!

URLこれまでの“『詩とメルヘン〜1981年3月増刊号・葉祥明の世界〜』”はこちらから!back


           『うまい絵って何だろう?』 やなせたかし×葉 祥明
               〜空気の部分を描く人は少ない

やなせ:「詩とメルヘン」でイラストコンクールをやっていますが、ものすごくうまい絵が
    くるんですね。デッサンにしろ、絵の具のぬり方にしろ、すばらしいんだけれども
    必ずしも入選しない。なぜかというと、芸大とかデザイン学校を出た絵のうまい人
    はたくさんいて、うまい絵描きになるだろうと思うんだけれども、そのうちの何人
    かしか残らないんです。ですから一体、うまい絵とは何かというところを話してみ
    たいんです。
    たとえば葉君の絵を見ると、たぶんだれでも、あっこれは描けると思うんじゃない
    ですか。

葉  :そうですね。絵心のある人は俺の方がうまいと思うし、絵の描けない人は自分でも
    描けると思うでしょうね。

やなせ:でも、まねして描いたとしても、どこか違うんです。絵がうまいからといって「詩
    とメルヘン」のイラストをお願いするかというとお願いできない。それはどうして
    でしょう。

葉  :それが不思議なところです。

やなせ:そうなんです。展覧会へ行っても、自分がひきつけられる絵というのは、めったに
    ないですね。

葉  :心を打つというのは絵画技術の問題ではないわけですね。

やなせ:僕も実はよく分からないんですが、精神的な部分だろうと思うんですよ。僕はこの
    絵はいいとかだめだとか、感性の部分で判断しているんですが、世間で絵の分から
    ない人でも好きな絵というのはありますから、そのパーセンテージが高い絵という
    のは、やっぱりいい絵なんですよ。

葉  :この間、ロダン美術館でキャリエールを初めて見たんですけど、先生は以前から知
    っていて、やっぱりいいなと言ってましたよね。

やなせ:僕は非常に好きなんですが、日本ではキャリエールの画集はないですね。

葉  :今までのところ僕の絵は、自分でも描けそうだなとか、かわいいとか言われて好ま
    れているんですけど、自分自身の絵の修業の目標としては、いわゆる純粋絵画にあ
    こがれをいだいて、年ごとに強まっているんです。どんなものでしょうかね。

やなせ:パリで葉君にそう言われた時、無理、無理、って言ったんだけど(笑)、今はあ
    るいはいけるかもしれないという気がしてます。僕は自分の絵は額縁に入れる絵じ
    ゃないし、大衆絵画の方だと思っていますから、全くその気はないんですが、葉君
    の場合は、初期の頃から比べると深みが出てきたんですね。例えば葉君の絵が展覧
    会に出て、たくさんの絵の中にあっても、好きだという人がだいぶいるんじゃない
    かと思うんです。純粋絵画の多くの人は、裸体とか花とか山とかをうまく描くので
    すが、空気の部分を描く方は割に少ないんです。だからもしかすると葉君はいける
    かもしれないなと……。

葉  :画家に天才型と努力型がいるみたいですが、僕は正統的な絵画技術が欠けていて天
    才型でないのは確かです。だから今34歳ですが、10年後、20年後、30年後と、
    歳をとるに従って、技術を身につけられると思っているんですよ。

やなせ:80歳くらいで非常によくなる(笑)。いや、本当に。

葉  :僕もそう思うんですよ(笑)。だから、今、心がけているのは、デッサンとか絵画
    技術の修業の前に、健康を大切に長生きしたいと考えているんです。(続く)

             『詩とメルヘン〜1981年3月増刊号・葉祥明の世界〜』より

追悼記事<やなせたかし>さん:月刊『詩とメルヘン〜1981年3月増刊号・葉祥明の世界〜』より_その1

  • 2013.10.17 Thursday
  • 00:00
『詩とメルヘン』を通して“やなせたかし”さんと出会った葉祥明。
そのことがきっかけで、多くの方に絵を知っていただく機会に恵まれました。おはな

今回ご紹介するのは『詩とメルヘン』の増刊号として、
1981年3月に発刊された“葉祥明の世界”で、
やなせたかしさんが葉祥明を評しているとても貴重な言葉です。鉛筆


『微風のように』 やなせ・たかし

葉君の絵はとても広い、広がっている。
それはページの外へ、額ぶちの外までもひろがっていって見るひとを包みこんでしまう。
葉君には大陸の血が流れている。
葉君の血の中にははてしない地平線の記憶がある。
それはさらに九州中部の高原地帯の景観と阿蘇の情熱が和音となってひびきわたる。
葉祥明、とてもシンプル。
でもなんという独特の世界だろう。
なんと東洋的に沈静しているのだろう。
葉祥明は少しも刺激しない、ここちよい微風のようにぼくらに安息を与えてくれる。

            『詩とメルヘン〜1981年3月増刊号・葉祥明の世界〜』より

追悼記事<やなせたかし>さん

  • 2013.10.15 Tuesday
  • 00:00
すでにニュースなどでご存知の方も多いと思います。
一昨日の10月13日にやなせたかしさんが亡くなられました。

葉祥明にとってもやなせたかしさんの死去は驚きで、
ひとつの時代が終わったような寂しさを感じているようでした。

詩とメルヘン」を通して出会ったやなせたかしさんを敬愛する心は
これからも葉祥明の中で生き続けることと思います。

ご冥福をお祈り致します。


やなせたかしさん61歳、葉祥明34歳で対談した時の写真です。

原画展<詩とメルヘン絵本館&別館>:やなせたかしと「詩とメルヘン」のなかまたち

  • 2013.08.10 Saturday
  • 00:00
詩とメルヘン絵本館15周年記念特別企画”として、
北海道立旭川美術館」から「岐阜県美術館」へと巡回してきた本展が、
いよいよ「詩とメルヘン絵本館&別館」で本日より開催されます!グッド

私は残念ながら拝見できそうにありませんが、
“歴史の1ページ”として、是非ご覧下さい!見る

<チラシ表面>
1973年に創刊され2003年に休刊するまで矜持精神を大切に伝え続けた詩とイラストレーションの雑誌「詩とメルヘン」。やなせたかしは責任編集長として、表紙絵をはじめ、カットやメルヘン、イラストや詩の選、ルポなどあらゆる分野を担当しました。
今回の展覧会では、「詩とメルヘン」の30年に及ぶ歴史の中でも、特に初期の1970年代に焦点をあてます。
やなせたかしがもう一つのライフワークとして描き続けた「詩とメルヘン」の表紙絵原画や、大人向けのメルヘン作品として同誌に掲載された「連載熱血メルヘン怪傑アンパンマン」の原画、加えて同誌を彩った代表的な絵画・イラストレーター・絵本作家14名による原画を展示し、「詩とメルヘン」の矜持世界を紹介します。

<チラシ裏面>
【タイトル】やなせたかしと「詩とメルヘン」のなかまたち
【開催場所】詩とメルヘン絵本館&別館
      〒781‐4212 高知県香美市香北町美良布1224-2
      TEL:0887-59-2300 FAX:0887-57-1410
【会  期】2013年8月10日(土)〜10月28日(月)
      ※葉祥明による講演会やサイン会のイベントは予定されていませんが、8月22
       日は“飯野和好”氏が来館して、「こどものためのワークショップ」が開催さ
       れる予定です。(要問い合せ)
【開館時間】午前9時30分から午後5時00分(展示室の入場は午後4時30分まで)
【休館日 】火曜日(但し、8月10日~8月31日は無休)
【観覧料 】一般400円・中高生200円・小学生100円(アンパンマンミュージアムとの共
      通券でもお入りいただけます)

掲載されました:詩と批評『ユリイカ~やなせたかし アンパンマンの心 ~』2013年8月臨時増刊号_記事掲載最終回

  • 2013.07.31 Wednesday
  • 00:00
今日も雑誌『ユリイカ』に掲載された、
葉祥明書き下ろしのエッセイ「ロダンの誓い」をご紹介します。読書

それでは、早速ご覧下さい!楽しい

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昨日までの記事

その後、ご存知のように、アンパンマンは全国に知れ渡り、
国民的アイドルキャラクターになって、
アンパンマンミュージアムまで生まれ、今も沢山の人々に愛され続けています。

僕はと言うと、油絵の個展を開き、20年前に北鎌倉に「葉祥明美術館」が出来ました。
やなせさんとのロダン美術館での誓い。
幸いにして、二人共実現出来ました。

この数年、年に一度、やなせさん主催のパーティで九十歳を超えた姿を拝見していますが、
皆の前で見せる驚異的な独演会には、いつも度肝を抜かれています。
そのうち、百歳の、世界一の現役作家の元気な姿を見せて頂きたいと思っています。

アンパンマンは永遠です!
やなせたかしさんも永遠です!(了)

掲載されました:詩と批評『ユリイカ~やなせたかし アンパンマンの心 ~』2013年8月臨時増刊号_記事掲載その 4

  • 2013.07.30 Tuesday
  • 00:00
今日も雑誌『ユリイカ』に掲載された、
葉祥明書き下ろしのエッセイ「ロダンの誓い」をご紹介します。読書

それでは、早速ご覧下さい!楽しい

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昨日までの記事

幸い、二人きりで語り合う機会が度々あり、
色々な話しを聞けましたが、特に印象に残っているのが、
サンリオ・詩とメルヘンツアーで、パリに行った時のことです。

ロダン美術館の素晴らしい庭で、やなせさんは仰いました。
「僕はね、漫画家としてずい分遅くデビューしたし、代表作ってのも余りないけれど、
“アンパンマン”が、日本の子供たちに受け入れられるのを願ってるんだよ!」。

そこで、僕は、「油彩画家になって、個人美術館を持ちたいと思っているんです。」
と応え、二人で「じゃあ、各々の願いが叶うようにここで誓おう!」
「“ロダンの誓い”ですね!」と意気投合しました。

掲載されました:詩と批評『ユリイカ~やなせたかし アンパンマンの心 ~』2013年8月臨時増刊号_記事掲載その3

  • 2013.07.29 Monday
  • 00:00
今日も雑誌『ユリイカ』に掲載された、
葉祥明書き下ろしのエッセイ「ロダンの誓い」をご紹介します。読書

それでは、早速ご覧下さい!楽しい

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昨日の記事からの続き

最初は、『詩とメルヘン』の子供版『いちごえほん』の仕事でした。
それは当時、僕が、先の至光社から『ぼくのべんちにしろいとり』という創作絵本を
出版したばかりなので、当然のごとく子供向けのイラストの仕事だったという訳です。

しかし、その後、『詩とメルヘン』そのものの、
詩の背景のイラストの依頼が増えていきます。

やなせさんは編集長である上に、表紙の絵を毎号描くと同時に多数のカットを描き、
エッセイも詩も書き、作品を選び、詩・童話の評もしていて、『詩とメルヘン』は、
言わば「やなせたかし」そのものでした。

絵や詩に対する姿勢や感性、芸術観も、確固たるものがあり、
古今東西の詩人や画家や音楽家の作品や伝記、美術史も熟知。
文学評論家、絵画評論家と言ってもいい。
とにかく多才な方です。

掲載されました:詩と批評『ユリイカ~やなせたかし アンパンマンの心 ~』2013年8月臨時増刊号_記事掲載その2

  • 2013.07.28 Sunday
  • 00:00
今日も雑誌『ユリイカ』に掲載された、
葉祥明書き下ろしのエッセイ「ロダンの誓い」をご紹介します。読書

それでは、早速ご覧下さい!楽しい

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昨日の記事からの続き

ところが、人生って不思議なものです。
創作絵本作家として、絵本を初めて至光社から出版したばかりの24才の無名の若者だった僕に、ある日、サンリオの出版部から電話があり、会いたいと言うのです。

至光社は広尾にあり、僕は目黒と五反田駅の中間の上大崎に住んでいました。
そして奇しくもサンリオは五反田のTOC(東京卸売センターの中にサンリオ本社があった)という地形的にも近い場所にあり、僕は赤いリトルホンダで、出版部に出向いたのです。

当時、僕は詩作と思索の日々を一人静かに過ごしており、
月刊誌の仕事は出来ないと考えていたので、
担当者とはただ会うだけのつもりでいました。

サンリオの長い廊下を担当者の方と歩いて、
社内見学をしていたら、廊下の向こうから、
なんだか見憶えのある人が両手を広げて現れました。

いきなり「おう、君が葉くん? 良い人そうだから、やってもらおう!」と言われ、
思わず「ハ、ハイ!」と応えてしまったのが、
そもそもの、はじまりだったのです。

掲載されました:詩と批評『ユリイカ~やなせたかし アンパンマンの心 ~』2013年8月臨時増刊号_記事掲載その1

  • 2013.07.27 Saturday
  • 00:00
今日は雑誌『ユリイカ』に掲載された、
葉祥明書き下ろしのエッセイ「ロダンの誓い」をご紹介します。読書

アンパンマンの生みの親・やなせたかし氏と葉祥明との知られざる交流が綴られた、とても興味深い内容になっています。『詩とメルヘン』を通して、葉の作品が知られることになった背景もあり、敬愛の気持ちを込めて「僕の絵本のお父さん」と呼ぶ姿にも納得です。ニコニコ

二人の交流の様子を少しでも多くの方に知っていただきたく、
全文を数回に分けて掲載します。鉛筆

それでは、早速ご覧下さい!楽しい

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『ロダンの誓い』 〜葉 祥明〜

やなせさんは、僕の少年時代には、既に世の中に知られた人でした。
一般誌・週刊誌などの、ひとコマ漫画、四コマ漫画で、その作品は知っていましたが、
僕が最初に「やなせたかし」という名前を認識したのは、
手塚治虫氏の一般向けのアニメ『千夜一夜物語』※です。

登場人物のキャラクターを手がけられ、
言わば大人の男女をデザインしたという、
後年、子ども向けのアンパンマンなどの作者とは違う一面だったのです。

その後、TVや新聞でよく印象的な顔を見かけて、
名前と顔が一致した、極めて珍しい存在でした。
僕もそうですが、さし絵画家、イラストレーター、アニメーター等は、
言わば、裏方の職人で、仕事場に閉じこもってこつこつ制作する地味な職業です。

有名性とか知名度はおろか、
顔が知られるということなどない存在ですから、
その点でも、やなせさんは特別です。
※やなせたかし氏が後々、たくさんのキャラクターを生み出すきかっけになった作品で、手塚治虫氏から直接電話で美術監督を依頼され、アニメの世界に入ることに。『千夜一夜物語』のヒットを受けて、虫プロから『やさしいライオン』を制作。“大藤信郎賞”を受賞。

掲載されました:詩と批評『ユリイカ~やなせたかし アンパンマンの心 ~』2013年8月臨時増刊号

  • 2013.07.26 Friday
  • 00:00
今日ご紹介するのは“青土社”から発刊されている雑誌『詩と批評・ユリイカ』です。読書
思想と哲学をテーマにした『現代思想』との姉妹雑誌で、
詩と芸術を扱った本として、ご存じの方が多いと思います。赤い旗

今回、“やなせたかし”氏の特集が8月臨時増刊号として発売され、
葉祥明も「ロダンの誓い」と題して、氏との思い出を語っています。鉛筆

葉の寄稿エッセーは明日のブログで掲載します。
どうぞ、お楽しみに!楽しい

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【書 名】詩と批評『ユリイカ~やなせたかし アンパンマンの心 ~』2013年8月臨時増刊号
【価 格】1,800円(税込)
【頁 数】245ページ
【サイズ】25.4×16.4×1.8 cm
【出版社】青土社 (2013/7/5) TEL:0467-25-2864
【販 売】各書店やインターネットでお買い求めいただけます。
<目 次>
【対談】
"箱入りじいさん"の日々のしごと/やなせたかし×糸井重里

【書き下ろしエッセイ】
夢あれこれ/やなせたかし

【愛と勇気の物語】
いただきまーす! アンパンマン 日本的な飲食の感性を体現するヒーロー/福田育弘
分身としてのキャラクター 『アンパンマンの遺書』『人生なんて夢だけど』を読む/暮沢剛巳
抒情的な「反ゆるキャラ宣言」/犬山秋彦

【アンパンマンが教えてくれること】
みんな大好き『それいけ!アンパンマン』の心理学/横田正夫
ぱあぱあし/北野勇作
アンパンマンの思い出/小島慶子

【己を差し出すものは……】
アンパンマンを食べることのできる者は誰だ 否定と否認の混同または脳内で命令する他者に基礎づけられた自発性/郡司ペギオ幸夫
かくも味わい深き他者の顔 『あんぱんまん』試論/大橋完太郎

【『詩とファンタジー』対談傑作選】
「世界で一番情けないヒーロー」と私/やなせたかし×戸田恵子
書きたい詩を書けばいい/やなせたかし×谷川俊太郎
作者が面白いから作品は面白い/やなせたかし×西原理恵子

【インタビュー】
すべては運に導かれて ヒーローの肖像/やなせたかし 聞き手=半田健人

【愛のことば】
一生アンパンマン!/半田健人
「正室」誕生秘話/里中満智子

【昔、子どもだったひとたちへ】
不格好で弱くあるきみは……/雑賀恵子
こどもと、こどもの心をもつおとなのために やなせたかしの絵本と『いちごえほん』/寺村摩耶子
やなせメルヘンの輝き 『十二の真珠』が照らしだすもの/西原麻里

【誌上ギャラリー】
やなせメルヘンの世界 書き下ろし詩

【才能のゆりかご】
『詩とメルヘン』の三〇年 その抒情性のゆくえ/柴村紀代
やなせたかしの抒情画・抒情詩/中村圭子
ロダンの誓い/葉祥明
やなせたかしさん、そして星屑の育つ庭/東逸子

【詩/詞の楽しみ】
青い星の祈り やなせたかしさんの詩を読んで/原子修
やなせたかし・いずみたくがのこしてくれた歌
                 そして魂/近藤浩章
bitter sweet やなせ先生の歌や詩が、僕らの心に染み入る理由/飯田一史

【アルバム】
やなせたかしのきた道

【やなせたかしのまんが道】
ボオシ好きの某氏のこと…/宇野亜喜良
投稿時代/池内紀
ナンセンスと童心主義 「ボオ氏」が立ちつくす場所/竹内オサム
「漫画家・やなせたかし」の履歴書/倉持佳代子+吉村和真
「神様」と「毛虫」のコラボレーション 手塚アニメ『千夜一夜物語』と、やなせたかし/津堅信之

【資料】
やなせたかし略年譜

原画展<岐阜県立美術館>:やなせたかしと「詩とメルヘン」のなかまたち

  • 2013.06.09 Sunday
  • 00:00
詩とメルヘン絵本館15周年記念特別企画”として、
『やなせたかしと「詩とメルヘン」のなかまたち』が巡回中です。拍手拍手拍手

北海道立旭川美術館」での展覧が終了し、
6月14日から「岐阜県美術館」にてスタートします!

この原画展では、約30年続いた歴史の中から初期の1970年代に焦点をあて、
当時の掲載ページをベースに原画が展示される、とても貴重で本格的な回顧展です。おはな

また、応募してくださった方の中から抽選で5名様に、
招待券1組2枚”にてnextプレゼントback致します!びっくり


 !こちらが招待券!!
 ご応募お待ちしております!グッド
応募要項
締切り:6月13日(木)11:59PM まで
応募先:jake@yohshomei.com(メールでのみ受付)
その他:住所、お名前、電話番号の明記をお願いします。
    当選は招待券の発送(6月14日)をもってお知らせと致します。

<表面>

<裏面>
【タイトル】やなせたかしと「詩とメルヘン」のなかまたち
【開催場所】岐阜県立美術館
      〒500‐8368 岐阜市宇佐4‐1‐22
      TEL:058-271-1313
【会  期】2013年6月14日(金)〜8月4日(日)
      ※葉祥明による講演会やサイン会のイベントは予定されていません。
【開館時間】午前10時00分から午後6時00分(展示室の入場は午後5時30分まで)
      6月14日は10時30分開場
      6月21日(金)と7月19日(金)は21時まで開館(入場は8時30分まで)
【休館日 】月曜日(6月17日、24日、7月1日、8日、16日、22日、29日)
【観覧料 】一般700円・大学生500円・高校生以下無料

掲載されました!:『やなせたかしと「詩とメルヘン」のなかまたち』

  • 2013.05.14 Tuesday
  • 00:00
現在、“詩とメルヘン絵本館15周年記念特別企画”として、
やなせたかしと「詩とメルヘン」のなかまたち』が開催中です。ひらめき

北海道立旭川美術館」「岐阜県美術館」「詩とメルヘン絵本館」の3館を
約半年かけて巡回します。ジョギング

今日のブログでは、その展示会を記念して制作された画集兼解説本である
やなせたかしと「詩とメルヘン」のなかまたち』の中から
葉祥明のページをご紹介をします。鉛筆

それでは早速ご覧下さい!見る

URLこれまでの『やなせたかしと「詩とメルヘン」のなかまたち』の記事はこちらから!back


表紙絵です。サイズは「詩とメルヘン」と同じにしてあります。


葉 祥明
葉作品の特徴のひとつは、空と大地とで画面を二分するスタイルである。
その様式が洗練と純化へと向かうプロセスは『詩とメルヘン』にも現れている。
見開きページいっぱいに描くことのできる『詩とメルヘン』(1977年2月号)で、
とべあきよ「少年よ錆びた自転車をこげよ」に挿画を寄稿して以降、
同誌の常連の一人となり、1981年3月には臨時増刊号「葉祥明の世界」が出された。

葉が描く風景は、時に淡く、時に神秘的な光を内包した中間色で描かれており、
常にかすかな生命の気配がある。
遙かに延びる水平線が暗示する広大無辺な景色の中に、
小さく人や家が描かれている。

彼らは強く何かを主張したり、多くを語るわけではない。
しかし、生命や存在の神秘を、静かに体現している。
過剰さを排した色彩や画面の構成はかえって、
葉作品込められたメッセージ性を強めている。

原画展<北海道立旭川美術館>:やなせたかしと「詩とメルヘン」のなかまたち-その3

  • 2013.04.12 Friday
  • 00:00
詩とメルヘン』は葉祥明がデビューしてまもなく、
イラストレーションの仕事がようやく舞い込んでいたころ、
やなせたかし”さんから直接に執筆の依頼を受けたことで、掲載を決めた葉祥明。
より多くの方に葉の絵が知られるようになったきっかけとして欠かせない雑誌です。地球

今日の『やなせたかしと「詩とメルヘン」のなかまたち』の続報第三弾では、
その初期の頃の出品作品5点をご紹介します。見る

本展では1970年代を中心にした作品セレクトになっています。
葉祥明にとってはまだデビューして数年しか経ってない頃ですが、
その5点を観ると、メルヘンの風合いをみずみずしいタッチで描き、
バリエーション豊かな風景画を生み出していたことが分かります。ラブラブ

40年経った現在では、シャープでグラデーションを意識した風景画が多くなりましたが、
この時代にすでに確立していた絵の表情は今も変わることはありません。おはな

一遍の公募詩から生まれた作品の数々。
懐かしい当時の思い出と一緒に楽しまれてはいかがでしょうか?ニコニコ


タイトル:タンポポ畑
掲載年号:1978年「詩とメルヘン」3月号


タイトル:春はすぐそこまで
掲載年号:1978年「詩とメルヘン」4月号


タイトル:杏の村
掲載年号:1979年「詩とメルヘン」6月号


タイトル:真夜中
掲載年号:1979年「詩とメルヘン」11月号


タイトル:空を飛ぶ少年
掲載年号:1981年「詩とメルヘン」 3月号 臨時増刊

原画展<北海道立旭川美術館>:やなせたかしと「詩とメルヘン」のなかまたち-その2

  • 2013.04.11 Thursday
  • 00:00
今日のブログ記事は、昨日ご紹介した
やなせたかしと「詩とメルヘン」のなかまたち』展の続報です。鉛筆

とても貴重な原画展であることをお伝えしましたが、
それは『詩とメルヘン』という“いち雑誌”の回顧展というだけでなく、
葉祥明のデビュー間もない頃の背景を知る、という視点でご覧になられても面白いと思います。
人気作家たちの当時の原画も一緒に観覧観できますし、
私も是非、観ておきたいと思う原画展です。グッド

今日は、チラシの裏面に全体の企画意図が記されていますので、
その全文をご紹介します。見る


『詩とメルヘン』は、1973年(昭和48)年に創刊された詩文とイラストレーションの雑誌です。無名の書き手を発掘するとともに、近代詩文の名詩から同時代のニューミュージックまで、幅広い表現を紹介。挿画においても新人を起用するとともに、漫画雑誌『ガロ』や『anan』などで活躍する同時代のイラストレーターに依頼。

みずみずしさと成熟という相反する魅力をあわせもつ雑誌として、文学ファンから美術ファンまで、ひろく愛されました。人気アニメのキャラクター「アンパンマン」も、当初は大人のメルヘン「怪傑アンパンマン」として本誌に登場したものです。

責任編集は、デザイナー・漫画家・絵本作家としてマルチな活躍をしていた、やなせたかし。やなせ自身が表紙、カット、イラストなどいくつもの部分を担当するとともに、作品を厳選。やなせの持ち味である親しみやすく平明なリリシズムが、『詩とメルヘン』に色濃く反映されています。

本展は『詩とメルヘン』の30年に及ぶ歴史の中でも、特に初期の1970年代に焦点を当て、表紙原画や、「怪傑アンパンマン」の原画を含め、同誌を彩った代表的な画家・イラストレーターの原画によって70年代の抒情の息吹をごらんいただこうとするものです。

展示室の中には、絵本を自由に手にとって読むことのできるコーナーや、お絵かきのできるコーナーもございます。春のひと時、ぜひご家族でたのしい時間をお過ごしください。

【タイトル】やなせたかしと「詩とメルヘン」のなかまたち
【開催場所】北海道立旭川美術館
      〒070-0044 旭川市常磐公園内
      電話:0166-25-2577
【会  期】2013年4月19日(金)〜5月29日(水)
      ※葉祥明による講演会やサイン会のイベントは予定されていません。
【開館時間】9:30〜17:00(入場は16:30まで)
【休館日 】月曜日(ただし4月29日[月]みどりの日、5月6日振替休日は開館)、
      4月30日(火)5月7日(火)
【観覧料 】一般800円・高大500円・小中生300円

原画展<北海道立旭川美術館>:やなせたかしと「詩とメルヘン」のなかまたち-その1

  • 2013.04.10 Wednesday
  • 00:00
詩とメルヘン絵本館15周年記念特別企画”として、
『やなせたかしと「詩とメルヘン」のなかまたち』が開催されます。拍手拍手拍手

北海道立旭川美術館」「岐阜県美術館」「詩とメルヘン絵本館」の3館を
約半年かけて巡回することになりました。ジョギング

この原画展には約30年に続いた歴史の中で、初期の1970年代に焦点をあて、
当時の掲載ページをベースに原画が展示される、とても貴重で本格的な回顧展です。おはな

誌面でしか見ることのできなかった懐かしい作品の数々。
原画と共に、是非お楽しみ下さい!楽しい

参加作家
・やなせたかし ・味戸ケイコ ・こうのこのみ ・飯野和好 ・水田秀穂  ・林静一
・スズキコージ ・宇野亜喜良 ・佐々木マキ  ・牧野鈴子 ・田村セツコ ・牧村慶子
・司修     ・東逸子   ・葉祥明


【タイトル】やなせたかしと「詩とメルヘン」のなかまたち
【開催場所】北海道立旭川美術館
      〒070-0044 旭川市常磐公園内
      電話:0166-25-2577
【会  期】2013年4月19日(金)〜5月29日(水)
      ※葉祥明による講演会やサイン会のイベントは予定されていません。
【開館時間】9:30〜17:00(入場は16:30まで)
【休館日 】月曜日(ただし4月29日[月]みどりの日、5月6日振替休日は開館)、
      4月30日(火)5月7日(火)
【観覧料 】一般800円・高大500円・小中生300円

掲載されました!:『彩人〜それぞれのやなせたかし〜』-その3

  • 2012.11.01 Thursday
  • 00:00
昨日に引き続き、“共同通信社・文化部”の配信記事、
彩人(さいじん)〜それぞれのやなせたかし〜』を紹介致します。鉛筆

今日は10回連載中7回目。
“やなせたかし”さんの人生の背景と思いを感じて頂ければと思います。便箋

それでは早速ご覧下さい!見る
(今日で連載記事の紹介は終わります)

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      『絵本作家としての哲学〜お子さまランチは嫌いだ〜』連載第7回

やなせたかし(93)が絵本を描くきっかけは、文化放送から「穴があきそう」と頼まれ、一晩で書き上げたラジオドラマの脚本だった。
犬に育てられたライオンの物語は評判となり、フレーベル館に出版の企画が持ち込まれる。絵本「やさしいライオン」は、そんな予期しない形で生まれた。

成長したライオンはサーカスに移されたが、育ての母親が恋しくなり、脱走する。母と再会を果たすが、騒ぎになり、人間に撃たれてしまう。

やなせ作品には「やさしいライオン」のように、ハッピーエンドにならない話しがままある。親を殺された子羊の物語「チリンのすず」(フレーベル館)もそう。自らを鍛え、子羊はついにかたきを取るが、なぜか心は晴れない。

付き合いが古く、同社でやなせの紙芝居などの教材を担当していた佐藤慶夫(65)は「出会いと別れ、生命の尊厳など、シリアスなテーマの作品が多いのは、生い立ちや人生経験が影響している」と指摘する。やなせは幼いころに父を亡くし、小学2年のとき、母が再婚。伯父の家に引き取られた経験を持つ。たった一人の弟も戦死した。


「お子さまランチのような甘い作品は嫌だ」やなせは佐藤によっくそう言った。生きる限り、つらい現実とも向き合わなければならない。やなせが作る寓話には、確かにそんな人生観が見え隠れする。

「正義はかっこいいものではない」と言うやなせの作品には「自己犠牲」たテーマの物語も多い。「さよならジャンボ」(同)は、王様たちと楽しく暮らすゾウのお話。戦争で食糧がなくなり、王はゾウを殺すというつらい決断をする。だがゾウは飛び交う弾丸から王たちを守ろうとする。

同社「アンパンマン室長」の天野誠(59)は「飢えている人々を助けるやさしい思いやりは、おそらく軍隊経験で得た人生哲学だ」と話す。

やなせ作品がなぜ小さな子どもの心に届くのか、はっきり理由はわからないとしながらも、佐藤は言う。「たとえ小さな子でも『お子さま』ではなく、人として接したい-。そんなメッセージが彼らにも伝わるからではないでしょうか」

掲載されました!:『彩人〜それぞれのやなせたかし〜』-その2

  • 2012.10.31 Wednesday
  • 00:00
昨日に引き続き、“共同通信社・文化部”の配信記事、
彩人(さいじん)〜それぞれのやなせたかし〜』を紹介致します。鉛筆

今日は“葉祥明のインタビュー記事”を中心にした内容です。便箋

それでは早速ご覧下さい!見る

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        『絵描きとして〜叙情性とサービス精神〜』連載第8回

画家の葉祥明(65)は、やなせたかし(93)に見いだされ、大きく羽ばたいた絵描きの一人だ。これまで多くの作品を見てきた葉は、やなせの絵を解説する。

「まず感じてもらいたいのは物語性です。イマジネーションが広がり、絵の前後の場面を、つい想像してしまう。例えば、これだって…」
葉が指した1枚の絵には、シルクハットを被った男が、バイオリンを弾きながら、氷の上を滑っている。辺りは暗い。後ろに巨大な赤いハイヒールと、その中に白いドレスの女。男の動きを目で追っているようにも見える。

「この男性はどこから来たのか。赤い靴はたぶんこっちから動いて来たのかな?女性とはどんな関係なんだろう…」絵の前で立ち止まって考えているうちに、その叙情性が知らぬ間に、心の中に染みこんでくる。そこが「やなせメルヘン」といわれる世界の真骨頂という。

2009年「メルヘンの王様 やなせたかし展」が、東京の弥生美術館で開かれた。担当した学芸員の中村圭子(56)は、やなせの誌と絵を見た来館者の年配の女性2人が、感激してこう言ったのを覚えている。

「私がいつも言いたくて言えなかったことが、ここに書いてある。何だか、不思議な気分になっちゃったわ」中村は、やなせ作品が心をとらえる大きな理由の一つに「見る人との“共感”を大切にする点」を挙げる。「表現したくてもできない心のつかえや、寂しくて満たされぬ部分を、代わりに表現してくれる。鑑賞する人を安らかな気持ちにさせる力を持っている」

葉が、雑誌「誌とメルヘン」編集部の廊下で、やなせと初めて会ったのは約40年前。
以来、色のバランス感覚など、画家として必要な多くのことを学んだ。

「やなせさんには自分が生み出すものすべて人々が見て、読んで、触れて、大いに喜んでもらうべきもの、という意識がある。芸術性の中に、大衆的なサービス精神が共存しているんですね」約20年前に実父を亡くした葉は、そんなやなせを、敬意と感謝の念を込め「おとうさん」と呼んでいる。

掲載されました!:『彩人〜それぞれのやなせたかし〜』-その1

  • 2012.10.30 Tuesday
  • 00:00
葉祥明が“共同通信社・文化部”の取材を受け、
そのことが記事になりましたのでご紹介します。鉛筆

タイトルは『彩人(さいじん)〜それぞれのやなせたかし〜』。
高知新聞”に皮切りに徐々に掲載誌が増えているということですので、
皆様の地元紙にも掲載があっているかもしれませんね。読書

副題にある通り、記事の主人公は葉祥明が「お父さん」と敬愛している“やなせたかし”さん。
記事は10回シリーズなのですが、やなせさんのお人柄や仕事への姿勢、
そして葉祥明のインタビュー記事を含めて3回分を選んでご紹介します。便箋

それでは早速ご覧下さい!見る

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        『誌とメルヘン編集長〜才能を育てる才能〜』連載第1回

「アンパンマン」の作者として有名な漫画家やなせたかしさんには、別の顔がたくさんある。その仕事を振り返るとデザイン、イラスト、作詞、詩、脚本、編集、舞台美術…と驚くほど多彩。今年 93歳になった「マルチアーティスト」のカラフルな才能の軌跡を、人々の証言でだとった。

まばゆいライトを浴びて、ステージに登場した漫画家やなせたかし(93)。白地に黒、ストライプのスーツを粋に着こなし、ピアノ伴奏とコーラスをバックに歌い出す。「よーろしくう、おー願いい、いたします!ヘイ!」少々音程がはずれてもお構いなし。歌あり、踊りありのにぎやかなショーを、招待客は心の底から楽しんでいる。

東京・内幸町の帝国ホテルで2月に開かれた、やなせを囲む「星屑(ほしくず)同窓会」の様子だ。毎年恒例のこの宴は、やなせが責任編集を務めた月刊誌「詩とメルヘン」(2003年に休刊)関係者の同窓会と、その後継誌「詩とファンタジー」が主催する賞の表彰式、そして2月生まれのやなせの誕生会を兼ねている。

1973年に創刊した「詩とメルヘン」は当初「3号もたない」と言われながら、叙情的なイラストと詩の編集で人気を集め、30年間続く。

人気絵本作家の“黒井健”(65)は「詩や絵に親しむ人にとって、それは特別な雑誌でした。僕が世の中に広く認知してもらえたのも、やなせ先生のおかげ」と話す。黒井は売れっ子になった今も、招待状が届くと、必ず同窓会に顔を出す。

やなせは「詩とメルヘン」の姉妹誌「いちごえほん」(82年に休刊)も編集し、新人発掘にも力を入れた。黒井のほかにも、イラストの“おおた慶文”、絵本の“永田萌”(63)ら多くの著名作家を輩出。やなせに「名編集者」という呼び声を加える仕事になった。

「僕には才能がない。けれども不器用でも運がなくても、努力である程度までやれる。だからみんなも頑張ってほしい」永田はかつて、あこがれの描き手でもあった「やなせ編集長」から、そんな言葉をかけられたのを覚えている。

「勇気づけられ、同時に、感激で涙がこぼれた」と言う永田。
その視線の先に、白い山高帽をかぶり、ジョークで会場をわかせるやなせがいる。
「だから私も、後に続く新人作家たちに何をしてあげられるか、いつも考えている。先生がお手持ちの大切な才能の一つに、あの温かい人柄があると、私は思っています」

掲載されました!:<やなせたかし記念館NEWS>2012年1月1日-53号!

  • 2012.01.15 Sunday
  • 00:00
皆様、ご存じの“アンパンマン”の生みの親といえば、「やなせたかし」先生です。
葉祥明の作品がより広く知られるきっかけを作って下さった方でもあります。悲しい

その“やなせたかし”先生の生まれ故郷である高知県香美市に、
香美市立やなせたかし記念館』が1996年7月21日に開館されました。
愛称“アンパンマンミュージアム”です。パン

そして今年は開館15周年になるということで、
冊子「やなせたかし記念館NEWS」の記事の中で、
これまで開催されてきた展覧会のチラシを前後編でまとめられました。さくらんぼ

様々な作家の展覧会の中で、
もちろん、葉祥明の展覧会も他の作家さんとの共催で好評を頂きましたよ!ラッキー

それでは、早速ご覧下さい!見る

<表紙>


<1999年3月10日から2001年7月9日までに開催された12展覧会>


<2001年7月18日から2004年9月6日までに開催された15展覧会>


<葉祥明展覧会のチラシ>

2000年4月26日から7月3日まで行われた展覧会。
「空気の描ける画家二人展-葉祥明と?井健」

2003年7月16日〜9月15日まで行われた展覧会。
「夢の三乗-葉祥明・永田萠・?井健」

京都国際マンガミュージアム「ぜんぶ!やなせたかし!」展に参加!

  • 2011.02.17 Thursday
  • 00:00
今年92才になる「やなせたかし」さんは、
葉祥明がこの世界で羽ばたくきっかけになった「詩とメルヘン」をはじめ、
様々なシーンでご一緒した、とても大切な方です。ポッ

その「やなせたかし」さんの原画展が
昨年の“2010年10月2日(土)〜12月26日(日)”の日程で、
京都国際マンガミュージアム”にて行われました。ひらめき

ぜんぶ!やなせたかし!〜ビールの王様・詩とメルヘン・アンパンマンetc.〜』と
題された特別展では、大回顧展というべき時系列を追った形での展示となり、
内容充実の企画展になっています。地球

その中で、「やなせたかし」さんとゆかりのある方たちから寄せられた
トリビュート作品展”も同時に開催され、
葉祥明も、もちろん描き下ろし出品と熱いメッセージを寄せました。グッド

今日はその作品をご紹介します。
早速、ご覧ください!見る

<出品された方々>
吉田戦車(マンガ家)・宇野亜喜良(イラストレーター)・永田萌(イラストレーター)・
ウィスィット・ポンニミット(マンガ家)・里中満智子(マンガ家)・
みうらじゅん(マンガ家)・はまのゆか(イラストレーター)



『詩とファンタジー』2008年No.2冬灯号:葉祥明掲載ページのご紹介

  • 2008.02.25 Monday
  • 23:00
ジェイクスギャラリー銀座閉店へのコメントをいただき、
ありがとうございました 楽しい

本日は、閉店後の片付け作業を行いました。
この様子は、明日のブログでご紹介する予定です。


さて、以前のブログでもご紹介した、
やなせたかしさん責任編集、投稿詩とイラストレーションの
「詩とファンタジー」第2号が発刊されました 見る


発行元:かまくら春秋社
価 格:880円(税込)


『線のひきかた』

詩:君島 七樹 絵:葉 祥明

誰かが線をひきました
大地の上に
海原の上に
青空の中に
線をひきました
ここからここがわたしのです
ここからそっちがあなたのです
そう言って線をひきました

誰かが線をひきました
人の心の中に
人と人との間に
神様と神様の間に
線をひきました
ここからこっちがわたしたち
ここからそっちがあなたたち
そう言って線をひきました

それからというもの
線がいつでも大問題
線を越えるたびに
誰かの許可が必要だったり
線を書き直すたびに
大層な儀式が必要だったり
ああ もう やんなっちゃう!

しかたないので
僕も真似して線をひいてみます
僕からあなたに向かって 一本
あなたから僕にむかって 一本
僕=あなた あなた=僕
僕たち=あなたたち あなたたち=僕たち
僕のもの=あなたのもの あなたのもの=僕のもの
これなら
わかりやすいでしょ?

絵が明るくなり少し分かりにくくなってしまいましたが、
大きな地球の上で出会う2人の人物が描かれています。

私たちとって、この「世界」がいつも
夢と希望に満ちたものであってもらいたいですね ニコニコ

季刊「読書のいずみ」に葉祥明美術館が掲載されました!

  • 2007.12.24 Monday
  • 23:00
今日はクリスマスイブですね。
イエス・キリストの誕生を祝う前夜であることは言うまでもありませんが、
私たちの生活の一部にもなっている「明るい」イベントです。
皆様にとって、朗らかに、楽しく過ごす一夜になれば、と思います ニコニコ

今日のブログは、全国大学生活協同組合連合会が発行している、
季刊「読書のいずみ」に、葉祥明美術館が掲載されたのでご紹介します 見る



各大学生協の書籍部で無料で配布されています。
15cm×21cmの小さな冊子ですが、中身はかなり濃い〜です。
特集「絵本の扉を開いてみれば」のやなせたかしさんのお話が興味深かったですね。

そして、下が掲載された記事です!


絵本作家・葉祥明の個人美術館。まるでお友達の家に遊びに来たような感覚で、ソファでくつろぎながらリラックスして作品を鑑賞することができる。絵画のほかに詩の展示もあり。「人生」や「人間」をテーマにした、心に染み入るような詩が多い。癒し系、カワイイ系、スピリチュアル系・・・きっとお気に入りの1冊が見つかるはず。(本文より引用)
「館長・堀内重見さんのおすすめ作品」には「しあわせことばのレシピ」を選びました グッド
女性はもっと「美しく」、「幸せになる」ことができる!という作家の想いを込めてつくられたスピリチュアルな言葉集です。日々の生活に活かせば、きっと幸せが訪れます。
そして、編集後記にはこんな内容の話が書いてありました。

葉祥明美術館へは3人で取材にいらしたのですが、
その中のお1人が、半年間悩んだ末に一眼レフのデジタルカメラを買われたそうです。

その決意の後押しをしたのが、
葉祥明美術館で展示されていた「LIFE」の中の
2枚の写真だったとのこと。

「この写真は葉さんの絵のように優しくて、温かくて、
 少々お疲れ気味の私に静かに安らぎを与えてくれるものでした。
 さぁ、これから葉さんと同じような写真を撮るぞ!」
と思ったとか。

1つの作品が与える影響に感動した記事でした びっくり

「読者のいずみ」のスタッフの方々、お越しくださりありがとうございました 楽しい

『詩とファンタジー』創刊号発刊のお知らせ!

  • 2007.10.19 Friday
  • 23:00
葉祥明の作品も多数発表された「詩とメルヘン」が休刊して、数年経ちました。
皆様ご存じの「やなせたかし」さんのご尽力もあり、
このたび、「詩とファンタジー」として再び発刊されることになりました!



発行元:かまくら春秋社
価 格:840円(税込み・創刊号特別価格)

この「詩とファンタジー」は投稿されて選ばれた、約30編の詩に
それぞれ作家が絵を書き下ろして掲載されます。
そして葉祥明の絵は、いつものように爽やかな空気感に包まれています。


『あまい壁』

立ちはだかる壁は 高くて
とても越えられない

壁を
押した手も 叩いた手も
傷ついて

見上げた壁沿いに 空は青く
足もとに わだかまる闇が
にじんだ

ふいの衝動にかられて
むしろ愛しく
壁を噛むと

壁は 甘かった

パイ生地のように儚く剥がれる壁は
薄く伸ばした砂糖菓子(マカロン)の味がした

乗り越えようと
立ち向かおうと
戦おうとした壁は今
噛み砕かれて
糧の そぶりをする

壁なんて
たおれれば床で
うかべれば天井
そう思ったら笑いがこみあげてきた

甘いなんて ずるい
苦くて ざりざりなら 踏みしだいて行けたのに
 〈詩:澤村薫〉

皆さんも、ぜひ投稿されてみてください。
葉祥明の絵が添えられることになるかもしれませんよ!

募集要項は次の通りですが、お問い合わせをしてよく確認してくださいね。
【作品規定】詩は1編40行以内(自作未発表の作品に限る)
【応募点数】募集期間中に1人1回の応募とします。応募は1人3作品まで
【応募方法】郵送のみ・雑誌添付はがきの「投稿券」を必ず同封してください。
【締め切り】2007年11月15日(木)必着
【送 付 先 】248-0006 鎌倉市小町2-14-7
      かまくら春秋社内「詩とファンタジー」作品募集係
【電話番号】0467-23-9188
【原 稿 料 】掲載作品には些少ですが1編5000円(税込)の原稿料をお支払い致します。


さて、明日は上田市立上田図書館主催の講演会です!
速報をお楽しみに!

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