掲載されました:『葬祭流儀』神奈川版 vol.3_もう一つの記事

  • 2014.01.08 Wednesday
  • 00:00
先日、雑誌『葬祭流儀』に掲載された葉祥明の“記事”をご紹介しましたが、
これは当館に“お花を提供”してくださったことのある
フューネラルフラワー協会理事長・岩田弘美”さんとのご縁で実現したものです。鉛筆

今日は同じ号に掲載された岩田さんのインタビュー記事をご紹介致します。便箋

URLフューネラルフラワー協会”へのお問い合わせはこちらから!back

URLこれまでの“掲載記事”はこちらから!back


ご購入ご希望は“こちら”まで!

  『義父の「家族愛」と「終活」が私を仏花の道に導き、支えとなっている』
       〜義父のエンディングを見届け、仏花を極めることを決意

本紙表紙のフラワーアレンジメントとコーディネートを手がける仏華デザイナーの岩田弘美さん。ドライ&プリザーブドフラワー教室の講師をしていた岩田さんが、偲ぶ心・弔う心を大切に、プリザーブドフラワーやアーティフィシャルフラワーを使用した供花・仏花の新しい形を提案するフューネラルフラワー協会を立ち上げ、仏華デザイナーとして歩み出すきっかけとなったのが義父の「終活」にあったという。

「義父は自身の死を、真摯に受け止めていました。肺がん、大腸がん、肝臓がんを患い、三度目のがん転移が発覚して手術ができないことを知った義父は、死が間近だということを悟ったようです。

私たち家族は、義父の余命が数ヶ月であることを、それぞれの立場で本人に悟られないよう注意を払ってきたつもりでしたが、葬儀の話がしたいと招集をかけられた時には一瞬言葉を失い、私はまっすぐ義父の顔を見ることができませんでした。

葬儀社はすでに決めてあること、近いうちに葬儀社を交えて打ち合わせをしたいこと、墓石の注文も済ませてあること、そして会社を息子である主人に任せることを、義父は冷静に告げました。」

今でこそ「終活」という言葉が浸透し、生前に人生のエンディングについて考え、行動することは珍しくない時代。しかし、岩田さんが12年前に目の当たりにした義父の人生の終い方は、今の知識を持ってしてもカッコイイと思えるほど潔く、また完璧だったと改めて思えるという。

「私が花の仕事を始めた当時、百貨店への初出店の日も、義父は一人でそっと売り場をのぞきに来てくれました。岩田家に嫁いだ私を、いつも心配し、見守り、支え、実の娘のように大事にしてくれました。

義父の生きた証とやさしさに満ちた葬儀を経験し、私は私らしく、花で偲ぶ心・弔う心を表現していこうと、一般のフラワーデザイナーではなく、仏事花、フューネラルフラワーをデザインすることを決めたのです」と、岩田さんが義父に誓いを立てた日のことを振り返る。

        〜家族や人のつながりほど素晴らしいものはない

岩田さんは、仏華デザイナーとして一人で活動をスタート。生花を使用しない仏花に「生の花でない仏花は認めない」「造花なんて、死んでいる花を故人に手向けるのか!」と、様々な避難を浴びながらも、いつか自分の仏花の良さを分かってもらえると信じて、取り組んで来た。

地道に活動を続ける岩田さんに、一人、また一人と理解者が増え、そこから人を介してまた新しいつながりが生まれ、気がつけば各方面からの注文、プロのフラワーデザイナーへ向けたセミナーや講習会等の依頼が舞い込むようになった。今ではフューネラルフラワー(生花を使用しない)の第一人者として注目を浴び、全国各地を飛び回っている。

「私は仏華デザイナーですが、葬儀社さんからのご依頼で、花を通じてグリーフケアの教室をさせていただくこともあります。きちんとした知識を持つため、京都グリーフケア協会の葬儀従事者コース初級を取得し、また、花祭壇の生前相談を受けるなど終活相談のような質疑応答も多くなっています。

少しでも生徒さんや相談者の方のお力になれるよう終活カウンセラー上級の資格を取得して、広くお役に立てるよう努めています。これも義父から学んだ、人と人との絆の素晴らしさ、自分の人生の幕引きの潔さを引き継ぐための、私に与えられた使命だと思っています。
義父の導きに感謝、そして支えて下さった大勢の皆様の想いに応えられるよう精進し、私らしく生きたいと思っています。」

明るさと優しさに満ちた彼女が心を込めてかたちにする供花は、故人を偲ぶと同時に、手向ける側の人への癒しの想いが込められている。義父から岩田さんへ、岩田さんからたくさんの生徒さんへ、さらにその先へと、この想いは永久に伝わっていくのだ。(了)


前号の表紙を飾ったお花を頂きました!

掲載されました:『葬祭流儀』神奈川版 vol.3_3/3

  • 2014.01.06 Monday
  • 00:00
雑誌『葬祭流儀』から葉祥明インタビュー記事の引用です。
3回に分けての最終回になります。

URLこれまでの“掲載記事”はこちらから!back


ご購入ご希望は“こちら”まで!


        『自身を見つめて、人生を愛してください』       〜人生の二大イベントである「誕生」と「死」の考え方〜
葉祥明さんの絵本を語る上で、母と子のつながり、生命の誕生をテーマに描いた作品も見逃せない。さまざまな母子の母愛を描いた絵本も数多く出版されている。誕生の一方で、多くの人が生涯をかけて探求し続けるテーマが<死>かもしれません。

「みうらじゅん氏とリリー・フランキー氏の対談をまとめた『どうやらオレたち、いずれ死ぬっつーじゃないですか』という本のタイトルが、まさに今の風潮を表しています。誰だっていずれ死ぬということは頭では分かっています。けれど、<死>に対して現実味がありません。

人生を閉じる段階になって、お前は何者だと問われても、答えに詰まってしまう。
つまり、流されて生きているに過ぎないのです。オリンピックもノーベル賞も関係ない。
子供、学生、主人といった肩書きでもなく、自分自身を見つめ、その人しか体験できない
ビッグイベントである<死>をちゃんと考えなくてはいけません。

東日本大震災で巨大な津波の被害を目の当たりにして、初めて自分も死ぬんだ、愛する人を失うんだということを実感し始めた人も多いと思います。

死って何だ? 命って、生きるって、人生って何だ?と真剣に考え、自分自身としっかり向き合うことで、人はより良く生きようとします。そうすることで、世の中全体がいい方向へと変わっていくのです。こうして人間は、身内の死や災害から多くを学んでいくのです」と頷いてみせた。

               〜生涯のテーマは「LIFE」〜
「LIFE は、人生、命、生活とも訳しますね。命が人生を送る。人生は生活の積み重なったものです。だから日々の暮らしを疎かにはできないのです。僕は、映画『ベルリン・天使の詩』に出てくる天使のように、誰かのLIFEにそっと寄り添い、この人は何を考えているのだろうと感じ取って、心の奥の魂のバイブレーションを、絵で、言葉で、赤裸々に表すことで、また誰かのLIFEの役に立てればそれでうれしいのです。

大切なのは自分自身を見つめる場。言葉の意味も、生きる意味も、本人が考えなくてはいけない。そしてそれぞれが愛の行いをしなくてはいけないのです。介護やボランティア活動もそう、美しいものを見ること、微笑むこと、自分の存在をうれしいと感じる瞬間も愛の行いです。そうして地球全体が愛の塊となったら、どんなに素敵か-」そう言うと、自身の故郷である熊本県阿蘇を描いた絵本をそっと開いて見せた。巻末にはこう記してある。

「阿蘇は、自分の魂の帰る場所、そして、いつも自分の胸にある、神性な場所です。もし、故郷の山・阿蘇を見て育っていなかったら、今の自分があっただろうかと、ときどき思います。阿蘇はまぎれもなく、私の魂の故郷であり、葉祥明の世界の原風景でもあるのです」

こうして描かれる素晴らしい風景は、読者それぞれの魂の故郷と重なり、心の奥深くまで響くのだろう。そして、そこに綴られている言葉には、自身を、人生を、愛する気づきが散りばめられている。それを見つけ、より良く生きるのは、自分以外の何者でもないのだ。了

掲載されました:『葬祭流儀』神奈川版 vol.3_2/3

  • 2014.01.05 Sunday
  • 00:00
昨日のブログでご紹介した雑誌『葬祭流儀』の掲載記事です。
早速、ご覧下さい。読書

URLこれまでの“掲載記事”はこちらから!back


ご購入ご希望は“こちら”まで!


        『自身を見つめて、人生を愛してください』
              〜絵と言葉で僕が伝えたいこと

その優しく温かみのある色彩と、草原や海、空、風、光など、自然の風景の素晴らしさに、ふっと心の緊張がほぐれ、心地よさを感じる葉祥明さんの絵の世界。そこには、個性豊かな動物たちの物語もあれば、生命や自然を見つめる時、環境や平和への願いなど、さまざまな世代・境遇の読者に向けたメッセージが込められている。

「朝が苦手な自分に会社員は向かないと思い、イラストレーターを志したんです。そこで、谷内こうたさんの絵本と出会いました。自分と変わらない年齢の若者が絵本を出版していること、絵も文も一人の作者が書いていることを知り、絵本作家の道を選びました。

絵本ですから、子どもとお母さんに喜ばれる作品でなくちゃいけない。当然、出版社にとって売れる本でなくちゃいけない。一方で、国際NGO<難民を助ける会>からの依頼で『地雷ではなく花をください』の絵を担当し、これが大きなボランティア運動に発展しました。

人間としての教育や新しい生き方・考え方の啓発など、絵本の可能性は果てしないものがあると、僕自身が気付きを得ました。届くべき人に届けばいい、そんな祈りを込め、魂の栄養となる本を創らなきゃいけないと強く思うようになりました」

そう話すと、コンパクトなメッセージブックを手に取った。
寓話的な絵本とは違い、読者に直に語りかけるように綴られた『無理しない』『気にしない』『急がない』『比べない』『いのちあきらめない』の<5冊シリーズ>は、子育てやストレス社会、病気を前に、自身を見失いかけている人に向けて書かれた“読む薬”とも呼ぶべき本。そしてもうひとつ、<三行の智恵シリーズ>は、ビジネス書や哲学書にもなる、すべての人に向けられた自身の傑作だと話す。

「僕が発している言葉は、僕が思いついたことではなく、普遍真理を言っているのです。誰もが思っていること、誰にでも当てはまること。つまり、それは空気や太陽の光、水と同じことです。ここに書かれてある言葉は、万人に当てはまる<空気・光・水>なのです。だから納得がいくわけです。僕自身、葉祥明ではなく、<空気・光・水>と名乗りたいくらいですよ」と言って、悪戯っぽく笑った。

掲載されました:『葬祭流儀』神奈川版 vol.3_1/3

  • 2014.01.04 Saturday
  • 00:00
2010年の新語・流行語大賞にもノミネートされ、
多くの方も“終活”ということばを耳にされたことがあると思います。聞き耳を立てる

今回、葉祥明のインタビューを掲載してくださった雑誌『葬祭流儀』は、
2011年8月に創刊し“地域発信型”の“葬祭・終活専門誌”として
東京・多摩、岐阜、長野、群馬、埼玉、神奈川県で発行されています。読書

いつかは訪れる人生の引き際はとても現実的な事でもあり、
送られる人、送る人、そのカタチは様々です。
そして、“終活”を考えることで、逆にどのように生きるかも大切になってきます。ニコニコ

葉祥明のインタビューはそんな視点からお受けすることになりました。
今日の記事ではまずはその1ページ目をご紹介します!鉛筆

URLこれまでの“掲載記事”はこちらから!back


ご購入ご希望は“こちら”まで!


大切なのは
自分が
そして相手が
今、生きている
ということです
何か良いことがあるかどうか
何かがうまくいったかどうか
また病気があるかどうか
でもなく
今、生きている
そのこと自体が
ありがたいことなのです

calendar

S M T W T F S
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930     
<< September 2019 >>

selected entries

categories

archives

recent comment

  • 原画展<安来市加納美術館>:『葉 祥明 原画展 〜平和への祈り〜 』_美術館に着きました〜。
    toshi (09/18)
  • 台風15号における北鎌倉の被災状況について
    toshi (09/17)
  • 原画展<安来市加納美術館>:『葉 祥明 原画展 〜平和への祈り〜 』告知&チラシができました!
    toshi (09/14)
  • 原画展<黒部市美術館>:『葉 祥明 展 今、僕はここにいる』_講演会とギャラリートークのご報告!
    toshi (09/09)
  • フェアのお知らせ:2019年<京急上大岡>にて!_サイン会の様子!
    toshi (09/04)
  • フェアのお知らせ:2019年<京急上大岡>にて!_原画販売のご紹介!_2/2
    toshi (09/01)
  • フェアのお知らせ:2019年<京急上大岡>にて!_原画販売のご紹介!
    toshi (08/31)
  • 介護専門雑誌『おはよう21』2019年8月号:葉祥明コーナーのご紹介
    toshi (08/26)
  • 原画展<黒部市美術館>:『葉 祥明 展 今、僕はここにいる』_講演会とギャラリートークのお知らせ!
    toshi (08/25)
  • フェアのお知らせ:2019年<京急上大岡>にて!_告知!
    toshi (08/20)

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM